イ   ス   ラ   ム   教
 
                    聖  典  の  民

聖 地  メッカ / メディナ / エルサレム    10億 の 願 い

開 祖    ムハンマド マホメット とも 呼ばれて います
 
 570年 サウジアラビア の アラビア半島 メッカ  生誕
  当時 の メッカ は 多神教 で 一神教 を 唱える ムハンマド は 追放 され 一神教 である
   ユダヤ教 の 栄える メディナ で 8年 の 布教活動 の 後 同志 を 連れ メッカ へ 戻り
   多神教 の 部族 を 排斥 し その 象徴 で あった カーバ神殿 の 偶像 を 全て 廃棄 し
   自ら の 神殿 と して 更 に 教えを 広めて いき - メッカ近郊 ヒラー山 の 洞窟 で 瞑想
 610年 大天使 ガブリエル から 唯一神 アッラ−フ の 言葉 を 受け取り ました
 622年 最初 の 布教地 メディナ  立教  イスラム暦元年 埋葬地 でも あります
 632年 エルサレム  昇天  メディナ で 亡くなり その 後 に
        礎 と なった ユダヤ の 聖地 エルサレム に 出現 した と 信じる 人々 も 多い
 
   7世紀後半 エルサレム の ユダヤ教 第二神殿跡 に ムハマンド が 天 に 旅立った
   とされる 岩 の ドーム = モスク を 創り 地下 には 最後 の 審判 の 時 に 全て の 魂
   の 集まる 場所 = 魂 の 井戸 も 備えましたが ここは 後 に イスラム教 の 礎 ともなる
   ローマ帝国 に 破壊 された 古代ユダヤ教 の 中心神殿 跡 として 重要 な 場所 で
   嘆 きの 壁 として ユダヤ教 が 祈る 地 でも あり  そのような 重要 な 場所 に 創る
   意味 は 同じ 聖典 の 民 として 開祖 ムハンマド は 正当 で 確かな 預言者 であり
   ユダヤ教 と キリスト教 に 認められている 事 を 公 に 宣言 する 為 なのでしょうか
 
  神 は 人類 への 伝道 の 継続 の 為 各時代 により 色々 な 預言者 を 地上 に 使わし
   啓示 を 見せる したがって 他 の 宗教 も 他 の 預言者達 も 否定 する ものではない
    聖書 の 預言者 アブラハム の 思想 を 継承 する モーゼ を 始め とする ユダヤ教 の
    宗教指導者 = 預言者達 の 神 の 声 の 啓示 は ダビデ や キリスト を 経 て ついに
    ムハンマド が 最後 の 預言者 と されています

 経 典   クルアーン    コ−ラン とも 呼ばれます   誦まれるもの
 
   人間 は アラー により 塵 + 土 に 魂 を 吹き込ん で 創られた のです
   そして イスラム とは アラビア語 で 平和である事 や 服従 や 帰依 を 意味 します
   
   経典 を 補う ハディース と 言う ムハンマド の 膨大 な 文言集

   モーゼ五書   旧約聖書 の 最初 にある 創世記 から 始まる書

 教 義    偶像崇拝 を 禁止 し 唯一神 アッラー に 求める 一神教
 
  イスラーム とは 帰依 = 絶対服従 を 意味 し その イスラム教徒 を ムスリム と 呼びます
 
   ア ッ ラ −       唯一神  アッラ− 
   天   使       神 の 清浄 な 霊体 として 神聖 な 光 から 創られた 地上 への 使者
   啓   典       各 預言者 が アッラー から 啓示 された 4つ の 経典
           @ モーゼ に 啓示 された タウラート   A ダビデ に 啓示 された サブール
           B キリスト に 啓示 された インジール  C ムハンマド に 啓示 された クルアーン
 
   使    徒     神 の 使徒 = 神 の 予言 を 託された 者 = ムハンマド
   定    命     寿命 や 貧富 や 幸福度 は 生まれる 前 から 全て 決まって います
   来    世     生まれ 来る 時 は 輪廻転生 を せず 真っ白 な 体 で 誕生 します
   審判 の 日    来たる べき 審判 の 日 天使 が ラッパ を 吹き鳴らす と 天 と 地 は 裂け
              死んだ 者達 も 生き返り 全てに 天国 〜 地獄 への 行き先 が 言い 渡されます

 宗 教 儀 礼
 
  信仰 の 告白 / シャハーダ  アッラ− の 他 に 神 は 無く ムハンマド は 使徒 であると 公 に 宣言
  礼     拝 / サラー     1日 × 5回 ・ 聖地 の 方角 = ギブラ に 礼拝 する
      ※ ムスリム = 信者 と アッラ− は 直接 であり その間 には 聖職者 と 言えども 入りえない
      礼拝 こそ が 日々 の アッラ− との 精神的 交流 の 場 であり 日本 では 西北西 に あたります
  断     食 / サ ウ ム    夜明け 〜 日没 ☆ 義務 の 断食 = 9月 に 加え 任意 の 断食
  喜     捨 / ザカ−ト    救貧税 を 所得 ごと に 収める
  巡     礼 / ハ ッ ジ     生涯 で 最低 一度 の 巡礼 が 義務 で 死亡 の 場合 は 家族
       ハッジ とは ギリシャ語 で ある 明確 な 目的 の ため に 出発 する と 言う 意味 です
              大巡礼 / ハッジ ⇒ 12月   小巡礼 /オムラ ⇒ いつでも
        ※ 巡礼条件=巡礼による経済的不安はないか帰って来れる健康体か
         巡礼の精神⇒世の中の生活全てを犠牲にして取り組む
  聖     戦 / ジハード    アッラー の 為 に 命 を 捧げる 行為

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