日    本    神    話

              古事記 や 日本書紀 に 記述 される 日本神話 の 神々
 
   古代 の 日本 に おいて 人々 は 自然 の 中 に 神々しい 何か を 感じ 天地創造 を 想う

 八百万 / やおよろず の神 多い 事 の 例え で 八 は 末広がり で 縁起 も 良い

 天津神 / あまつかみ 天上 の 高天原 に 住まわす 神々 や その後 地上 に 降りた 神々
   大和朝廷 / 王権 が 国土 を 平定 する 際 に ・・・
     皇族 が 信仰 して いた 神 で 国津神 を 支配 する 神
 国津神 / くにつかみ 元 より 地上 に 現われた 神々
     地域 に 根ざし 庶民 に 信仰 されて いた 土着 の 神々 で 天津神 に 支配 される 神

   高天原 / たかあまはら 天津神 が 住まむ 天上 の 世界
   葦原中国 / あしはらのなかつくに 人間 が 住む 地上 の 世界
   黄泉 の 国 / よみのくに 葦原中国 と 黄泉比良坂 / 平坂 で 繋がる 地下 に ある 死者 の 世界 根の国

天津神 登場順 に 記載
 
 別天津神 / ことあまつかみ 最初 高天原 に 現われた 三柱 の 神 と 次 に 現れた 二柱 の 神 は
   性別 が 無く 家族関係 と ならず 独神 / ひとりかみ の まま 天地創造後 に お隠れ に なった と される
  三柱 の 神 天之御中主神 / あめのみなかぬしのかみ
    高御産巣日神 / たかみむすびのかみ   神産巣日神 / かみむすびのかみ
  二柱 の 神 宇摩志阿斯訶備比古遅神 / うましあしかびひこぢのかみ  天之常立神 / あめのとこたちのかみ
 
 神世七代 / かみのよななよ
  二柱 二代 の 神々 国之常立神 / くにのとこたちのかみ  豊雲野神 / とよくもののかみ は お隠れ に なる
  五組 十柱 の 神々 家族関係 で 結ばれる 神々 は 後 に 活躍 して いきます
    男性神 : 女性神 で 表記     宇比邇神 / ういじのかみ  須比智邇神 / すいじのかみ
                        角杙神 / つぬぐいのかみ  活杙神 / いくぐいのかみ
    兄 と 妹 の 関係 が 多い      意富斗能地神 / おおとのじのかみ  大斗乃弁神 / おおとのべのかみ
                        淤母陀琉神 / おもだるのかみ  阿夜訶志古泥神 / あやかしこねのかみ
    伊邪那岐 と 伊邪那美 は 夫婦  伊邪那岐神 / いざなぎのかみ  伊邪那美神 / いざなみのかみ
 
  イザナギ と イザナミ に よって 創生 された 国土 と 神々
   国産み 天浮橋 / あめのうきはし に 立って 矛 / ほこ で 混沌 とした 大地 を 掻き混ぜ 国土 を 創生
   神産み 多く の 神々 が 生まれ 加具土命 / かぐつち : 火 の 神 を 生む 際 に イザナミ が 死 に
    イザナギ は 悲しみ 涙 から 神 が 生まれ 更 に 怒り 加具土命 を 十束剣 / とつかのつるぎ で 殺 し
    その 死体 の 各部 や 血 から も 神々 が 誕生 し 果て は 黄泉 の 国 へ イザナミ に 逢い に 行くが
    ウジ の 集る おぞましい 容態 に 恐れ おののき 逃げ 帰り 穢れ を 御祓い する と 三貴子 が 誕生
 
 三貴子 / みはしらのうずのみこ  黄泉 の 国 から 戻った イザナギ の 御祓い で 誕生
  天照大御神 / あまてらすおおみかみ イザナギ が 左目 を 洗った 時 に 誕生 太陽神 女神
   イザナギ の 命 で 高天原 を 治め 神 を 生む
   五柱 の 神々 スサノオ との 誓約 で 生まれた 神々
     長男 天忍穂耳命 / あめのおしほみみ は 最初 に 現れた 別天津神 である 高御産巣日神 の 娘
      萬幡豊秋津師比売命 /よろづはたとよあきつしひめのみこと と 結婚 して 誕生 した
        瓊瓊杵尊 /ににぎのみこと を 自ら の 代わり に 葦原中国 へ 降ろし 統治 させる
  月読命 / つくよみのみこと イザナギ が 右目 を 洗った 時 に 誕生 月 の 神
    
  須佐之男命 / すさのおのみこと イザナギ が 鼻 を 洗った 時 に 誕生 海 の 神 から 国津神 へ 転落
   イザナギ に 海 を 任される が イザナミ の 居る 黄泉 の 国 に 行きたい と 泣き続け イザナギ に
    追放 され 黄泉 の 国 への 道程 で 高天原 へ 寄り アマテラス に 逢おう と する が アマテラス は
    高天原 を 奪い に 来た と 思い 待ち受け スサノオ は 潔白 を 証明 する ため アマテラス の 物実
    として の 勾玉 を 譲り受け 誓約 で 潔白 が 証明 された と 喜び 高天原 に 留まって 傍若無人 を
    働いた ため アマテラス は天岩戸 に 隠れ 世 の 中 は 闇 と なって しまう が 八百万 の 神々 が
    アマテラス を 呼び戻し 擁護 して スサノオ を 高天原 から 葦原中国 へ 追放
    スサノオ は 葦原中国 の 出雲 へ 降り その 地 を 荒らし まわる 8つ の 頭 と 8本 の 尾 を 持ち
    8つ の 峰 に 跨る 八岐大蛇 / やまたのおろち を 退治 し 生贄 と されて いた 娘 と 結婚 し
    大国主 /おおくにぬし ら の 神々 を 生ませ 黄泉 の 国 へ 向かった

国津神 / くにつかみ 地上 の 山中 に 鎮まる ・ 出雲 の 神々
  高天原 を 追放 された 須佐之男命 / すさのおのみこと と その 子孫 が 主流 となり
   須佐之男命 が 最初 に 降りた 地 として 出雲 を 取り巻く 葦原中国 に 君臨
 
   大国主 /おおくにぬし 大地の神 を 筆頭 に 信仰 される

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