細 胞 内 小 器 官
葉緑体 と 液胞 は 植物 のみ : 中心体 は 動物 のみ 他 は おおよそ 共通 です
全て 生体膜 で 包まれていて 細胞分裂 の 際 には 全て が 小胞化 し
分裂 後
特殊 な タンパク質 が 働き 細胞内膜 の 融合 により 小器官 に 再構築
されます
また ガン細胞 には 細胞内小器官 の 異常 が 見つかっています
核 ・ 核膜 核膜 で 形成 された 中 に DNA を 保存
遺伝子 = DNA 遺 伝 子
細胞 の 中心 の 核内 に 遺伝情報 を 記憶 する 核酸 の 遺伝子 が 存在
します
DNA = デオキシリボ核酸 は 核内 に 二重鎖状 になり 存在
RNA = リボ核酸 は 核内 の 核小体内 に 細胞分裂 の 際 に DNA の 写し
として 転写 という 形 で 複製 されます
染色体 細胞分裂 の 際 に 遺伝子 が まとまる 形態
核小体 で 形成 された RNA が 核 の 中 で DNA と 対 に なって 構成
小胞体 細胞内 カルシウム の 貯蔵 等々
粗面小胞体 = 細胞内小器官 の 膜 などの タンパク質 を 合成 し 不良物 の 分解
から 単位 ごとの 切断 や 各器官 へ 送る ため 折りたたんで 梱包 するなど
滑面小胞体 = 脂質 を 合成
ゴルジ体 作られた 各種 タンパク質 を 機能先 へ 仕分け
小胞体 で 作られた タンパク質 に 色々 な 化学的修飾 を 行い 輸送
します
リボゾ−ム 粗面小胞体 の 表面 で 活性
@ アミノ酸 を 結合 し DNA の ペプチド鎖 を 構築
A 細胞分裂時 に RNA の 情報 を 読み取って 翻訳 し タンパク質 を 合成 する
共生生物 由来 の 構造 独自 の DNA を 保有 する
別 の 生物 が 共生 する 事 で 持ち込まれた 構造 で 食うか 食われるか の 関係
細胞内共生説 1970年 アメリカ の 生物学者 マ−ギュリス 提唱
バクテリア が 真核生物 の 真核細胞 と 共生 したもの と 考えられます
@ 酸素呼吸能力 のある 好気性細菌 が 共生 し ミトコンドリア の 起源 と なった
A らん藻 が 共生 し 葉緑体 の 起源 と なった
近年 真核生物 で 酸化反応 を 行う ペルオキシソ−ム も 共生由来
論 拠 @ どちらにも 2重 の 生体膜 があり 他 の 生物 の 細胞膜 の 形跡 では
A どちらも 独自 の DNA を 持ち 独自 に 増殖 し 原核生物 の
方法 と 類似
ミトコンドリア 酸素呼吸 と 生体エネルギ− の 生産
原始の生命体 は 嫌気性 = 酸素 では 生存できない のですが ミトコンドリア
の 共生
により 食物 の 豊富 な 酸素 の 有る 地球上 の 環境 で 生存 できるようになりました
また 酸素 から エネルギ− を 作る 事 が 出来るようになり 更 に
効率 良く なりました
細胞内 の パワ−プラント として 筋肉細胞 や 神経細胞 に 多く 存在 しています
シトクロム と 言う 酸化還元 機能 を 持つ タンパク質 が 含まれる
ミトコンドリア は
細胞死 = アポト−シス の 責任器官 として 近年 解明 に 向け 注目 されています
由来 生物 の 起源 @ 好気性細菌 の 一種 と 推測 されています
葉緑体 植物 のみ 葉緑素 で 光合成 + 二酸化炭素 = 酸素
植物細胞 の 代謝 の 中心 で 植物細胞 だけに 存在 しています
二酸化炭素 と 水から エネルギ− である 糖質 を 生成 し 副産物 として
水 の 分解過程 で 酸素 をも 生成 しています
由来 生物 の 起源 @ 現代 でも 至る所 に 生存 する ラン藻 = シアノバクテリア
が あげられ 38億年前 に 光合成 を 始め ストロマトライト と いう 化石質
も 残ります
A ウミウシ の 一部 には 直接 葉緑体 を 細胞内 に 取り込む モノ
も いますが
植物細胞 の 代謝系 の 中心 である 葉緑体 自体 は 細胞外 では
生きられません
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