生 命 誕 生
生命誕生 ４０億年 前 の 起源 を めぐる 2
化 学 進 化 説
無機物 から 有機物 が 作られ 有機物 の 反応 で 生物 が 誕生 したとする
説
新時代 の 到来 生物体 の 生成 に 必要 な アミノ酸 は どのよう に 生まれたのか
１８２８年 ドイツ の 化学者 フリ−ドリヒ ・ ヴェ−ラ− は 無機物 の シアン酸アンモニウム を 加熱
する 過程 で 有機物 の 尿素 が 生成 し 共同 で １００℃ で 放置
すると 結晶化 することを 発見
１９２２年 ロシア の 科学者 オパ−リン は 【 化学進化説 】 で 『 地球上 における 生命 の 起源 』
と 題する 論文 を 発表 し 停滞 ぎみの 生命誕生 への 探求 が 再燃 する きっかけ と なりました
天文学 の 知見 から 木星上 に 非生物的 に 生成 された 有機物 の 存在 を 発見
化学進化説 の 発展 として １９３６年 『 生命の起源 』 ・ １９５７年
『 地球上の生命の起源 』 発刊
ス−プ説 原始地球 では 沢山の 無機物 が 合体 し 低分子有機物 が 生成 され 低分子有機物
同士 も 合体 しながら 高分子有機物 を 生成 し 原始海洋 に 蓄積
し ス−プ状 になります
コアセルベ−ト説 ス−プ状 に なった 原始海洋 の 中 に ゼラチン状 で アメ−バ のような
＝
コアセルベ−ト の 固まり が 幾つも 出来 それぞれが 合体 と
分離 を 繰り返し 有機物 を
取り込む 内 に 最初 の 生命 が 誕生 し 優れた 代謝系 を 有する
モノ が 拡散 していきました
１９５３年 ユ−リ− ・ ミラ− の 実験 地球上 で アミノ酸 が 生成 された
画期的発見 比較的簡単な条件でアミノ酸を作る事が出来る
アメリカ ・ シカゴ大学 の 化学者 ハロルド ・ ユ−リ− 教授 ＝ １９３４年 重水素 の 発見 により
ノ−ベル 化学賞 を 受賞 と 研究室 の 大学院生 スタンリ− ・ ミラ − が 当時 予測 されていた
原始地球 の 大気成分 ＝ メタン ・ アンモニア ・ 水素 の 混合気 を 試験管 に 密閉 し ６万ボルト
の 放電 + 掻き混ぜる 事 の 連続 で グリシン ・ アラニン ・ アスパラギン酸 等 数
種 の アミノ酸
と 幾つか の 有機分子 の 生成 に 成功 しまし が その 理論 は 原始地球 の 大気成分 +
原始地球上 で 絶え間無く 続く 落雷 + 原始地球上 での 大きい波
＝ 小惑星衝突 で 出来た 月
までの 距離 が 近く 引力 が 大きい分 潮 の 干満 の 差 で 波 も
大きかった 事 等 を 理由 とし
現在 よりも 強い 紫外線 や 宇宙線 ・ 放射線 で 可能性 は 増大 するものと 考えられました
アポロ計画 によって 得られた 月の石 の 分析 からも ２１世紀 の 現 代 では 原始地球
の 大気成分 は 二酸化炭素 ・ 窒素 ・ 水蒸気 と 改められ ユ−リ− ・ ミラ− の 実験 は
間違いだった と 評価 されています ・・・ しかし 極簡単 な 方法 で 有機物 が 作れる
という 事 を 発見 した 功績 は 今後の 発展 に 寄与 し 後世 に 語り
継がれるものです
生命 は 宇宙 の どこか で 誕生 して 地球 に 飛来 細胞 も ＤＮＡ も 全て 飛来
遮る 物 も 無い 過酷 な 宇宙空間 で 強い 紫外線 等 に さらされ 存続 し 得る のは 水素分子
位かと 思われていた ものの 近年 の 電波望遠鏡 の 探査 で 星間ガス
や チリ の 中 に 多量 の
分子雲 が 存在 し その中 で 複雑 な 化学反応 が 進み 様々 な 有機物
を 構成 する 基本物質
の 殆ど が 揃い アンモニア ・ シアン化水素 ・ 水 等 生体 を 構成
する 基本物質 を 多数確認
パンスペルミア説 ＝ 汎胚種説 細菌 や 細胞 自ら が 太陽風 に 乗って 宇宙空間 を 飛来
検証 ： 放射線 等 の 有害環境 に 耐えられる のだろうか
？
隕石飛来説 隕石 に アミノ酸 が 含まれて 飛来 ・・・ 南極 でも 隕石 に
アミノ酸 を 発見
１９６９年 オ−ストラリア に 落下 した 隕石 から 数種 の アミノ酸 を 検出
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