系    統    解    析
          生物 の 進化 から 生命 の 起源 の 瞬間 に 迫る
      生命誕生 40億年 前 の 起源 を 進化系統樹 を 巡り 探求

 低分子 の アミノ酸配列 による 解析  タンパク質 の ペプチド を 解析
   フェレドキシン は 比較的 小さな タンパク質 で 古くから エドマン分解法 によって
   アミノ酸配列 の 解析 が 行われましたが 情報量 が 少なく 現在 では 行われません
   エドマン解析法 とは 1950年 ペ−ル ・ エドマン により 発見 され 酸化還元反応 を 利用
   シトクロム も 酸化還元機能 を 持つ タンパク質 で 解析 に 利用 されました

 16SrRNA系統解析      微生物 の 進化系統 を 特定
   リボゾ−ム の 小サブユニット の RNA 塩基配列 から 進化系統 を 特定 する 方法
   他 の 種 との 比較 が 容易 な 事 から 一般的 に 広く 利用 されている 遺伝子 です
   原核生物 から 真核生物 に 至る 殆ど 全て の 生物 の 細胞 に 大量 に 含まれる
   生物 の 根幹 に 関わる 機能 を 維持 している 事 から 塩基配列 の 安定性 が 高い
   遺伝子 の 塩基数 が 1600 程 で 丁度 良い 長さで 十分 な 情報量 を 持っている
   DNA の 転写時 に 分子 を 結合 させる 全て の 生物 に 共通 の プライマ− が 存在
   突然変異 等 変異 し 易い 部分 も 多く 他種 と 比較 し 易い
   近年 では 確実性 が 高く 比較 が 容易 な 事 から 真核生物 の 系統解析 にも 利用
   されていますが  実際 の 系統分類 の 際 には 他 の 遺伝子 も 併用 していきます

   23SrRNA系統解析    16SrRNA 系統解析 の 精密化

 18SrRNA系統解析      真核生物 の 進化系統 を 特定

 DNAシ−クエンシング法       
   核酸 の 塩基 配列 ・ タンパク質 の アミノ酸 配列 ・ 糖類 の 単糖 配列 等 の 重合 の
   際 の 高分子化合物 = ポリマ−  構成 する 単量体 = モノマ− の 配列 の 順番 を
   比較 する 事 で 系統 を 分類 していきますが 生体内 では 創る 物質 の 機能 による
   性質 で 最初 から 決まっている 分子配列 を 認識 しており それぞれ を 区別 して
   順番 どうりに 繋げていき それが 生体内 の 情報 の 本体 であり それを 特定 します

 PCR法   Polymerase Chain Reaction   ポリメラ−ゼ連鎖反応
   DNA の 集合体 である ゲノム の 中 の 一部分 の DNA 断片 を 増幅 させ 抽出 する
   DNA の 集合体 である ゲノム は 2本 の 鎖状 ですが 高温 にする事で 変性 し 1 本
   の 鎖 に 変化 しますが 変性 する 温度 は ゲノム が 長い ほど 高温 が 必要 となります
   今度 は 温度 を 下げていくと 相補的 で 同じ 2 本 の 鎖 は 1 本 に 結合 しますが
   急激 に 温度 を 下げると 短い DNA 断片 は 2 本 の 鎖 に 再結合 出来ますが
   長い ゲノム では 2 本 の 鎖 に 再結合 出来ず バラバラ に 残って しまいます
   このような 二つ の 工程 を 繰り返す 事 で 短い DNA 断片 を 抽出 出来ますが
   近年 では 卓上型装置 を 使い 2 時間 程 で 抽出 できる ように なっています


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