消   化   作   用


 食 物   肉 や 野菜 等 = アミノ酸 の 集合体 である 栄養素
 
   生体 の 構成成分 は 大部分 を 占める  最重要  タンパク質  炭水化物 
   脂質   生物  必要  栄養   でも 同成分 + 同割合  三大栄養素
   とされ 各々 20種類 の アミノ酸  アミド結合 により 重合 して 形成 されています
   生物 によって それぞれ 違い 自ら  体内  合成 出来ない 生体維持  とって
   不可欠  必須アミノ酸  外から  食物 として 摂取 して 補って いきます

 栄 養  生体 の エネルギ−源 と 生体 の 必須アミノ酸 を 補充

 消 化  胃 の 内部 に 溢れる 強酸性 の 胃酸 は 体内 に 取り込まれた 物質 を 殺菌
   する  同時 に 食物 を 構成 する 栄養素 の 重合 を 緩め 各酵素 が 分解 し 易く し
   更に 胃液 に 含まれる 多種多様  消化酵素群  栄養素 を 分解 していきます
   腸 で 栄養 を 吸収 する  に 吸収 し 易い 形 に 分解 する 必要 が あるのですが
     タンパク質 = プロテイン である  分解 される 危険性 が 有り 分解 を 開始
   したり 終了 させたり するのに 高度 な プロテア−ゼ制御システム を 構築 しています
 
   酵素 とは 生体内 で 起こる 全て の 化学反応 = 消化 ・ 吸収 ・ 代謝 ・ 排泄  等々 に おいて
   触媒作用 ( 物質 の 性質 を 変える 特性 のある 物質 ) を 持つ 物質 で 沢山 の 種類 が あり
   消化酵素 も その 一つ で 分解 する 栄養素 により 様々 な 酵素 が 別々 に 作用 していきます
   消化酵素 も タンパク質 で 出来ている 為 他 の 消化酵素 に 分解 される 危険性 があり その
   タンパク破壊 から 身 を 守る 為 に コンパクト = 強い S−S結合 を 形成 するものも います
 
   タンパク質分解酵素 を タンパク破壊酵素 や ペプチド結合加水分解酵素 と 呼び
   通称 プロテア−ゼ とも 呼ばれ 強い 触媒機能 = 物質 を 変える 機能 を 持っています
   アミド結合 は 化学的 には 濃塩酸中 でも 切断 し 難いもの ですが これは 簡単 に 切断 出来る
   上 に 普通 の 酵素 は 一分子 で 一回 しか 機能 出来ません が 反応促進型 の 触媒 として
   一分子 で 何度 でも 作用 する 事 が 出来る 特に 優れた 消化酵素 なのです
     ペプシン が その 代表 で 326個 の アミノ酸 が 口 の ような 形 に 分子構成 されており
   それに + 44個 の アミノ酸 が フタ の 役割 で 付随 しており 食物 = タンパク質 が 摂取 され
   消化作用 が 活性化 する 時 には フタ が 活性中心 = 口 に 移動 し フタ の 付け根 を 切断
   する事 で タンパク質 の 分解 が 始まり ・・・ 小腸 での 養分吸収 の 段階 で 別 の タンパク質
   セルビン が 口 の 部分 に 結合 して 口 が 塞がれ 分解 が 終息 し 安全化 されていきます
 
   炭水化物分解酵素 は 唾液 に 含まれる アミラ−ゼ で 糖類 を 分解 していきます
   脂質分解酵素 は 胃液 に 含まれ リパ−ゼ と 言う 酵素 で 脂肪 を 分解 していきます

  腐敗 = 腐る = 発酵 は 細菌 が 酵素 で 栄養素 を 分解 ・ 吸収 する 一過程 なのです

   酵素入り洗剤 = 酵素 により 取れ難い タンパク質 で 出来た 生体 の 汗 や 老廃物 を 分解


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