体  温  調  節  機  能

     生物 における 生体 の 恒常性維持 システム

 恒常性 : ホメオスタシス 生物 として の 必要条件 ・ 健康 の 定義
  生体恒常性 生体 内 ・ 外 の 環境 が 変化 しても 生体 の 状態 を 一定 に 保つ 機能
  Homeo = 同一の + Stasis = 状態 : アメリカ の 生理学者 ウォルタ− ・ キャノン 命名
 
   維持用件   体温血圧免疫系呼吸器系 等 生物体 全て の 要素 と なります
 
    体 温  人間 等 の 恒温動物 は 外気温 に 係わらず 体温 を 一定 に 保つ 事
           で 広い 地球 の 温度環境下 でも 生命維持 と 活動 が 出来る のです
                   生産  放熱  バランス  生体  維持

      生命活動 では 生命 の 維持 に 係わる 基礎代謝 に 加えて 運動 や 周囲 への 熱放射 等
      沢山 の 熱エネルギ− が 日々刻々 と 消失 していき 補充 しながら 生き続けて いるのです
      運動量 増加 により 沢山 の 熱エネルギ− が 消失 し 食物摂取量 との バランス で 発病
 
      体外 から 摂取 された 食物 を 肝臓 や 筋肉 で 燃やす 化学的熱産生 で 得られた 熱 を
      血液 の 循環 で 体中 に 分散 し 補充 する事 で 体温 を 維持 していますが 上がり 過ぎる
      と 汗 による 気化熱 等 で 冷やし 結果的 に 最適温度 に なるように 制御 していきます

      生物 の 種類 や 人種 によって 様々 な 平均体温 = 最適温度 が 有ります
 
      35℃    低体温  運動不足ストレス特異な食習慣ダイエット薬の常用 等々
        が 作用 しあって 低体温症 を 引き起こします が 現代 では エアコン の 過剰利用
        で 体温調節機能 が 低下 する事 から 一般 でも 増え 最悪 の 場合 は 死 に 至ります
        更に 病原体 の 好む 温度帯 で 病魔 の 勢いも 強く 更に 免疫 も 基礎代謝量 も 平均
        の 半分 の 活性 しかなく 生物 の 生存 と 健康 との 全て に おいて 不利益 となります
 
      36.5 ℃  平熱   日本人 の 平均体温 です
 
      37℃    微熱   疲労 や 軽い 疾病 だけでなく 潜在 する 重篤 な 病 も あり 要検査
      38℃    高熱   ウイルス感染症 や 重篤 な 病 の 危険性 が 高く 要検査
      42℃    死亡   数時間 で 死 に 至ります ・・・ 大変 なので 即入院 でしょう

      発 熱 体内 で 異常発生 体内 の 免疫 を 活性化 + 高温 で 病原体 を 殺す
      生命体 の 細胞 も 免疫 も 酵素 も 全てが 37 ℃ 位 で 活発 = 正常 に 働くこと が 出来
      病原体 は 熱 により 殺菌 される 事 から 体内 でも 体温 を 上げる 事 で 対抗 しています
      ガン や ウイルス 等 の 病原体 は 35 ℃ 位 が 適正温度 となり 活動 も 活発 で 悪態 
      限り無い もの となり 生体 では それ 以上 の 温度 で 対抗 していく 為 高熱 を 発します


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