D N A の 複 製


 生命 を 構成 する 全遺伝子 である DNA生命 の 設計図 として 非常 に 重要 な 為
 
核 の 外 へ 持ち出す 事 が 出来ない 仕組み に なっています が  遺伝子 を 翻訳 して
 タンパク質 を 作る 場所 は 核 の 外 の リボゾ−ム
しかなく  RNA に 遺伝情報 を 転写
 = コピ−
 して 核 の 外 へ 遺伝情報 を 持ち出す という 周到 な 機能 を 発揮 します
 
 細胞
 には 父親側 と 母親側 から 受け継いだ 2組 の DNA  染色体 として 保有 され
 人間 は 父 ・ 母 23本 づつ で 46本 の 染色体 と なり 23組 の 相同染色体 と なります

 細胞分裂   分裂 の 前 ・ 後  同じ 細胞同じ 遺伝子 になる 必要 が あります
 
   減 数 分 裂  生殖細胞胚細胞 が 遺伝情報 を 後世 に 伝える 為 に 行う 分裂
    二つ の 個体 の 細胞融合 で 元 と 違う 新しい 個体 を 生み出します
   
 配偶子 が 接合 し 減数分裂 後 に 新たに 娘細胞 が 形成 され 掛け合わされます
    
配偶子 とは 生殖細胞 = 精子 や 卵子 で 二つ が 接合 し 新たな 個体 を 形成 するもの
    
接合 とは 減数分裂 後 の 二つの 細胞 が 融合混ざり合い 核 も 融合 します
    精子 や 卵子 を 作る 分裂 で 精子 も 卵子 も 同数 の 遺伝子 を 持つ ため 精子 と 卵子
    の 両方 から 46本 づつ合わさると 92本 となり 染色体数 が 異常 になる ため ・・・
    @
転写 46本 + 46本 = 92本 A 第一減数分裂 92本 ÷ 2 = 46本  46本 が 2組
    B
第二減数分裂 46本 ÷ 2 = 23本 父方 からの 23本 + 母方 からの 23本 = 46本

 
DNAの複製半保存的複製 二重鎖 が ほどけて それに コピ− を 付けて 二つ に します
  @ 長い DNA の 真中程 の 特定 の 位置 = 複製起点 から 両方向 に 二重螺旋 が 解かれ
  A 解かれた 鎖 を 複製フォ−ク 部 で DNAポリメラ−ゼ によって 再結合 = 再構築 されますが
  B DNAポリメラ−ゼ は 再結合 を 五側 から 三側 へしか 出来ない為 逆向き の DNA は
   三側 から 五側 への 移動 と 成り 再結合 出来なくなる のを 克服 する為 断片 を 幾つも 作り
   最終的 に 全部 を 結合 するという 不連続的 に 移動 しながら 再結合 させていきます
   不連続合成 の 時 に 出来る 短い 断片 を 発見者 岡崎令治 博士 から 岡崎フラグメント と 言い
   複製 で DNA の 合成 を 始める には 雛型 となる プライマ− が 必要 で 短い RNA の モノ
   を 使用 し 複製 の 段階 で 鋳型DNA 上 で RNAプライマ− が どんどん 複製 され DNA
   として 繋がり DNA 全て が 複製完了 後 に 最初 の 雛型 として 最初 に 結合された
   RNAプライマ− は 取り除かれ 新しく 作られた DNA で 埋められて 完成 します

   鋳型 の DNA に 対して 結合 できる 塩基 は 必ず 1 : 1 で ヌクレオチド の A + T か D + C
   と 決まっていて RNA への 転写 も ほぼ同じ ですが 転写時 に C が U に 置き換わります



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