遺             伝 

 遺伝 には 遺伝 していく 性質 と 遺伝 しない 一時的 な 性質 のもの とが 有りますが
  遺伝 しても 直ぐ 発現 せず 継承され 後世 に 発現 の 要因 と 成る 場合 も 有ります

 染色体 交配 によって 2個体 の 遺伝形質 を 後世 に 伝える
   常染色体 ○○対 - ○○本 + 性染色体 1対 - 2本 = ●●対 - ●●本

 メンデルの法則     優性遺伝子 と 劣性遺伝子
 
  同じ 種類 の 豆 の 種子 を 背丈 という 条件 で 二つ に 分け それぞれ を 掛け合わせます
   @ 背が高い豆 × A 背が低い豆 = @ 背が高い豆
    @ は 優性遺伝 として 形質 が 発現 しますが A は 劣性遺伝 となり 低い 背丈 という
    形質 は 受け継ぎ 保存 していますが ここでは 発現 しません
 
  一代目 で 出来た @ の 背が高い豆 同士 を 掛け合わせます
   @ 背が高い豆 × @ 背が高い豆 = @ 背が高い豆 3 + A 背が低い豆
    二代目 では 優性遺伝形質  対 劣性遺伝形質  の 発現比率 と なります

   優性 の 時 は 優性遺伝 になり ・ 劣性 の 時 は 劣性遺伝 と なります
   個体 1 = A と 個体 2 = B との 交配 の パタ−ン は AA と BB と AB であり
   A と B が 対等 ならば AB に 措いて は 半々 の 形質 づつ 合わせられる はずですが 大抵 は
   どちらか に 偏った 表現型 として 固定 され 現れて きます が 片方 の 形質 の 一部 は 発現
   しなくなり この時 新たに 形成 された AB が A に 近い 時 A は B に 対して 優性 となり
   B は A に 対して 劣性 と 成ります ・・・ 逆 も 同じ に 成り 優性遺伝劣性遺伝 に なります
   そして 発現 しなかった 形質 を 持つ 個人 も 保因者 = キャリア として 後世 に 伝えていきます
 
   優性遺伝 どちらか 一方 の 異常 でも 発現 します ・・・ 発現 し易い 形質
   劣性遺伝 両親 ともに 同じ 異常 がある 場合 に 現れます ・・・ 発現 し難い 形質

   通常 の 細胞分裂 ⇒ 複製ミス = 突然変異 ⇒ 子孫 に 代々 遺伝 していきます

    優性遺伝 どちらか 一つ で 発現 する 為 X Y の 両方 を 持つ 男性 には 発現 します
    劣性遺伝 両方 の 欠損 で 発現 する 為 女性 には 発現 せず 保因 していきます

 人間 の 染色体 による 後世 への 形質 の 遺伝 の 一例
   常染色体 22対 - 44本 + 性染色体 1対 - 2本 = 23対 - 46本 

  性別      性染色体 の 掛け合わせ により 特定 されます

    二種類 の 染色体 女 = XX男 = XY との 交配 によって どちらかが 特定 され
    Y 染色体 には 女性化 を 抑制 し 男性化 を 促す SRY遺伝子 が あり 男型 が 発現 します

  血液型  常染色体 の 遺伝子 の 掛け合わせ で 特定 されます
  性格 には 反映 されず 生態的 な 抗原 にのみ 影響 を 与えます
  免疫システム は 生体 に 侵入 する 異物 を 検知 し 識別 する 抗原 を 作り それ を 目標 に
  攻撃 し 異物 を 体内 から 排除 し 生体 を 健全 に 保って いますが 赤血球 ・ 白血球 ・ 血小板
  等 の 血液 を 構成 する 要素 も 抗原 となり 交配 により 多種多様 な 血液 が 作られていきます
  免疫 の 標的 になると 血液 は 溶血 し 破壊 されますが 抗原 と 成り得る 要素 は 大別 でき
  それ に よって 4 種類 の 血液型 として 表現 され 輸血 等 にも 対応 していけるのです
  抗原タイプ は で A と B は 共に 同等 の 優性 : O は A にも B にも 劣性 です
    A 型 ・・・ A 型 + A 型  と  A 型 + O 型  :  AB 型 ・・・ A 型 + B 型
    B 型 ・・・ B 型 + B 型   と  B 型 + O 型  :   O 型  ・・・ O 型 + O 型


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