生  物  的  限  界  寿  命
             生命誕生 以来 40 億年 生きるものも いる ? かもしれないのです

寿 命 全て の 生物 に 寿命 が 有ります 
 単細胞生物 アメーバ・ミドリムシ・ゾウリムシ・バクテリア / 細菌 等  寿命がありません
  新た な 個体 の 発生状況 に 対する 生物学的 見解 の 相違 で 学問的 には 不明 と します
   自ら を コピー するように 複製 し 自ら を 生み出し 続ける 単細胞生物 は 無限大 の 命 の ように
    見えます が それぞれ の 個体 に 寿命 が 有る 以上 実際問題としては有限ですが
     複製 には 限界 が あり やはり 全て の 生命 は 寿命 を 迎えます ・・・
 
 多細胞生物 人間 等 間違いなく 老化 し 死 に 至ります

   限界寿命 = 最高寿命
  生理的寿命 医学的最大寿命
   環境を最大限に整える事で実現:殆ど老衰:人間や飼育動物:衛生動物の生理的限界寿命

  事故死 や 有害因子 = 摂食 ・ 環境 による 平均余命損失 を 伴わない 老衰 に より
  生体 として の 基礎的 な 恒常性維持 が 出来ず に 自然 に 死 を 迎える 事 です
  現代 では 医療技術 の 発展 により 古来 からの 老衰 という 状況 が 延命 され 最終的 に
  最大 の 死亡要因 となった 病名 が つけられる ことと なり 老衰 などとは 聞かれなく なりました
  基本的 には 生命維持機能 の 要 の 機能不全 による 肺炎 ・ 白血病 等 が よく 聞かれます



     平均寿命 野生動物では最高寿命と平均寿命に10倍にも及ぶ大差
  寿命の鍵 外敵や争い・飢餓のない栄養状態・衛生的環境/住環境と健康管理・病理
  寿命 百獣の王とて老化には勝てず捕食の対象に・・・
  :::生態的寿命の二倍 哺乳動物では性成熟年齢の5〜6倍で遅いほうが長寿
  臓器の耐性 哺乳類は15億回の心拍 呼吸が多く心拍数の上昇で活性酸素が増え細胞にダメージ
  人間は活性酸素の解毒に優れ例外
  生態的寿命:自然界の動物:群れ/社会の役割分担で生き若いものに交代し生理限界に至らなくても死に迎う態勢=社会の基本は生命力に満ちた新しい力の維持で子供の出産から成長段階は手厚く保護される反面老後の行く末は配慮されず寂しいものとなります

 老化 : Aging  エイジング   Agi = 年齢 を 重ねる 加齢
  加齢 と 共 に 生体 は 弱り 特有 の 損傷要因 により 種々 の 病態 が 致死的 な 病
  に 変貌 し それ が 元 で 寿命 を 迎えます   活性酸素 も 細胞老化 を 促進
  高齢特有 の 損傷要因 とは 動脈硬化 ・ 痴呆症 ・ 骨粗鬆症 ・ ガン 等 色々 です

 命 の 回数券 : 巧妙 な 時限装置

  生体 の 存続 に 係わる 細胞分裂 の 限界    細 胞 老 化 
  生体 は 生体 を 構成 する 壊れた 細胞 を 絶えず 作り直し ながら 維持 しています
  壊れた 細胞 や 不具合 の ある 細胞 は 全て 新た に 作り 交換 する 事 で 対応 していきますが
  新た に 細胞 を 作る には 細胞分裂 しかなく その際 に 全て の 細胞 に 共通 に 含まれる 同じ
  全遺伝子 である DNA の 複製 も 必要 となり 複製 後 それぞれに 分配 されていきます
  DNA は 多くの 遺伝子 が 繋がった 二重螺旋構造 で グルグル 固まって 保存 されて いますが
  細胞分裂 の 際 には 染色体 という 形 に まとまり DNA に とって 非常 に 緻密 な 作業環境下
  で DNA を 保護 する 為 に テロメア という 特殊タンパク質 を DNA二重鎖 の 末端 に 接続 し
  ていく のです が テロメア は 分裂 の 度 に 短く なり 終いには 無くなり 分裂 出来なく なります
  人間 の 場合 の 細胞 の 分裂限度 は 50回程 とも 言われています

  細胞 の 不死化 を 司る 永遠 の 秘薬             幹 細 胞
  通常細胞 より 多く の 細胞分裂 を 行い どんどん 血液 を 作り 続ける 必要 がある 造血幹細胞
  では 通常細胞 より 早く テロメア が 無くなり 分裂 出来なく なる はず ですが 巧妙 な 作用 で
  テロメラ−ゼ という テロメア を 足していく 酵素 の 作用 で 不死化 され 分裂 は 続いていきます
  ガン細胞 も 同様 の 作用 を 備え 無限 に 増殖 していきます

  免疫システム である 白血球 の T 細胞 の 異常化
  T細胞 は 骨髄 で 産生 後 胸骨 の 胸腺 で 自己細胞 と 抗原 の 識別方法 を 備え
  られますが ・・・ 胸腺 は 20歳 を ピ−ク に どんどん 縮小し 最終的 には 脂肪 となり
  機能 が 無くなる為 その後 に 形成 された T細胞 は 抗原 の 選別法 が 解らず
  自己免疫疾患 と 同様 に 自己 の 細胞 をも 攻撃 してしまいます

  生体 には それぞれ 固有 の 心拍数 の 上限 がある とする 説
                       心 臓 対 応 15億20 億 回

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