放    射    線    量

 放射線量 放射線測定器ガイガーカウンター で 計測 マイクロシーベルト / h μSv / hr

  J joule : ジュール 国際単位系 による 計量単位  1960年 国際度量衡会議 で 採択
   国際単位系 は 長さ m ・ 重さ Kg ・ 時間 / 秒 s の 組み合わせ で 量 を 表現 
    1 ジュール = 102g の 物体 を 1m 持ち上げる 仕事量 = 1 ニュートン
     1875年 メートル条約 が 締結 され 1メートル の メートル原器 を 交付 したが 未加入 の 日本 は 以前 からの 尺 を 使用
     1885年 日本 も 加入 し フランス から 日本国メートル原器 と 日本国キログラム原器 が 到着 : 1960年 メートル原器 を
     クリプトン元素 の 真空中波長 に 変更 し 1983年 更 に 光 が 約 3 億分 の 一秒 で 真空中 を 伝わる 距離 に 変更

 物質 として の 物理的 な 放射線吸収線量
  Gy Gray : グレイ 物質 の 放射線吸収線量
    1グレイ = 1Kg の 物質 に 1ジュール の 放射エネルギー が 吸収 された 時 の 吸収線量

  Bq : ベクレル 放射能 の 強さ  1ベクレル=1秒間 で 原子核 が 崩壊 する 数

    Ci : キュリー 放射能 の 強さ  旧単位で1Ci=37Bq

  ME mache : マッヘ ラドン の 放射線濃度 / マッヘ単位  ドイツ の 物理学者 マッヘ
    ラドン温泉 等 での 物理的 な 線量  1 マッヘ = 13.3 ベクレル

 生体 への 影響 を 表す 放射線吸収線量
  Sv Sievert : シーベルト 線量当量 / 生体 への 被爆 の 大きさ 放射線荷重係数 × グレイ
   シーベルト 1896年 〜 1966年 スウェーデン の 物理学者 : 放射線防護研究 への 功績
    1 Sv : シーベルト = 1000 mSv : ミリシーベルト 
       1 mSv : ミリシーベルト = 1000 μSv : マイクロシーベルト

   WR    放射線荷重係数
    同じ 放射線量 でも 放射線 の 種類 で 生体 への 影響 が 違う ため 補正 する
     X線・ガンマ線・ベータ線=1 陽子線=5 アルファー線=20 中性子線=5〜20

     ラド rad ・ レム rem は 平成元年 に 改称 1 グレイ = 100 ラド  1 シーベルト = 100 レム

   放射線測定器 ガイガーカウンター  単位 cpm と μSv / マイクロシーベルト
     物理的 な 放射線吸収線量  生体 への 影響量 を検 出

   被爆線量 一瞬 の 短時間全身被爆 での 致死率       0.5 Sv で 白血球数 が 減少
    5 % 致死量 Sv      50 % 致死量 Sv      100 % 致死量 Sv
 
   許容量 国際放射線防護委員会 では 年間 2.4 mSv : 日本 は 年間 1 mSv と 規定 されるが
    地上 の 生物 は 通常 自然放射線 で 年間総量 2.4 mSv の 放射線 に 被曝 しており
    高度 10000m の 成層圏 では 150倍 となり 東京 〜 ニューヨーク 1 往復 で 0.2 mSv もの被爆
    CT スキャン 6.9 mSv 胃部X線 0.6 mSv 胸部X線 0.05 mSv
 
    0.25 Sv 以下 = 250 mSv 以下 では 障害 の 報告 なし ・・・ 総量 が 自然放射線 の 10万倍
     までは 生体 の 修復機能 を 使い 問題 ない との 報告 も ありますが ・・・ 難しい 選択 です

 SI接頭辞/接頭語  国際単位系 / S I の 倍量
   ナノ : nano = 十億分 の 一

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