原 子 爆 弾   放 射 能 汚 染 1   最 終 兵 器 


                     成 分   と   原 理 

 ウラン ・・・ 天然 に 存在 するが エネルギ−量は 石油 ・ 石炭 とは 比較にならず 少ない 
    |        
※ エネルギ−資源 と 言うよりも 兵器生産 的な 用途 
    ↓                          
 ( 
燃え易い・ウラン ウラン235  +  燃えにくい・ウラン  ウラン238 ) の 合体で 分離不能 
       
3%                       97% 
 
   1  核分裂反応 による エネルギ− の 獲得
         燃え易い ウラン235 に 中性子 を 衝突 させる と 分裂 そして 連鎖 へ 
 
   2  利用 と その 環境  =  濃縮ウラン  ⇒  圧縮 が 必要 
 
     @ 原子爆弾    ・・・  ウラン235 (3%)  を  ⇒  
93% までの 濃縮 が 必要 
     A 原子力発電  ・・・     〃             ⇒  70%       〃 
 
              
原子爆弾  =  中性子爆弾 の 誕生 
 
   1  1945年  ⇒  5万人 の 科学者 を 動員 した 『 マンハッタン計画 』 の 集大成 
                         
アメリカ で 3個 の 原子爆弾 が 完成 
 
   2  完成された 3個の 最終兵器 
 
          
トリニティ−   ・・・  アメリカ本土内 砂漠 での 最終実験 に 投入 (235) 
          
リトルボ−イ   ・・・    日本 の  広島  に 投下   (ウラン235・高濃縮) 
          
ファットマン   ・・・            長崎          (プルトニウム・PU239)
                                                     水素爆弾 
 
   3 破壊 と 殺傷形態 ⇒ コンクリ−ト等の硬い物体は通過し
水分の多い 生命体 を 破壊
        建物内の人間等の生命体だけを殺傷 
 
   4  ウラン235 の 高濃縮  =  圧縮 
 
     
@ 3%  ⇒  97%  に 圧縮  =  1エネルギ− 獲得に 3エネルギ− を 使用
     
A ウラン全体 の 3% にあたる ウラン235 だけ 使用し 残りは 殆ど 回収処分 
 
   5  より 高性能 な 原子爆弾 の 材料   =   プルトニウム  PU239  の 生産 
 
        プルトニウム は 天然 に 存在しないが 強力 で 最強 の エネルギ− を 発揮 
 
        ウラン235  +  ウラン238   ⇒   ウラン235  +  ウラン238  + 
プルトニウム 
          3%        97%   (使用)    1%        95%        
1% 
 
   6  原子炉 での 核分裂反応 で 出来る  
1%  の プルトニウム の 大量生産 
 
         全ウラン の 97% を 占める  燃えにくい ウラン238  の 
プルトニウム化 
              生産手段  ・・・  
高速増殖炉   (未完成  又は  開発断念) 
 
         高速増殖炉  =  危険  +  高額 な 研究開発費  ⇒  各国 が 撤退 
        
現在では 日本 だけが  『 原子力発電 』 の為 と言う 名目で  開発中 
 1995年 日本で 試作成功 『 もんじゅ 』 ・・・ 仏教 の 文殊菩薩 (智の象徴) から 命名 
                       
研究開発費  1兆円  以上 ・・・ 
   初期段階 の 出力40% で 事故発生  ・・・ 2002年 に 至っても 稼動せず ・・・ 

 
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