必   須   要   素

   植物 の 生育 に 欠かせない 必須元素 から 補助 する 有用元素

リービヒ の 最小律  植物 は 無機養分 で 成長 する 事 を 突き止め 法則 を 導く
  三大要素 内 の 一番 少ない 量 の 成分 が 植物 の 生育 に 影響 を 及ぼし 他 が どんなに 多くても
   意味 が 無く ・ 植物 が 土 から 吸収 した 必須元素 は 無くなった 分 補充する 必要 が ある が
    それは 無機化合物 だけで まかなえる と 結論付けました ・ 後 に 水 ・ 太陽 ・ 大気 が 追加
 
  必須元素 / 必須要素  植物 の 正常 な 生育 に 不可欠 な 全 16 種
 
    三大要素 / 三大元素 ⇒ 窒素 ・ リン酸 ・ カリウム
     窒 素      空気中 の チッソ を 窒素固定 し アンモニア から 抽出   硫安 ・ 尿素
                 大気中 に 80% 存在 する 窒素 を 殆ど の 植物 は 直接 取り込めません
     リ ン 酸      リン鉱石   花 や 実 の 形成
        有機質  化石質鉱床  古代 の 動植物 の 化石 や グアノ / 鳥 の 糞 の 化石 等
        無機質  火成鉱床    地殻変動 で 生成 された 一般的 な 金属鉱床
     カ リ ウ ム    カリ鉱石   根 や 糖類 の 生成    岩塩 : 塩水 の 化石
 
     微 量 元 素  4 要素 とも 言われる カルシウム / 石灰石 や 苦土 と 呼ばれる マグネシウム
           を 始め 硫黄 や マンガン ・ ホウ素 ・ 鉄 ・ 銅 ・ 亜鉛 ・ 塩素 ・ モリブデン 等々
 
     炭素 水素 酸素 植物本体 の 分 は 空気中 と 水 から 直接摂取 出来る が 植物 を 支える
      土壌 を 清浄 に 保つ のに 寄与 する 微生物 は 炭素 を 空気中 から 摂取 出来ず 植物 からの
       産物 だけ では 有効 に 活性化 せず 有機農法 では 人為的 に 投入 する 必要 が あります
 
  有用元素  植物 の 生育 の 促進  ナトリウム や ケイ素 から ビタミン や ミネラル 等々

窒素固定  空気中 の 窒素分子 を アンモニア 等 の 窒素化合物 に 変え 蓄えていく
 
  生物学的 窒素固定   細菌 の 代謝系 で 生成 する 酵素 ニトロゲナーゼ が 触媒
     ジアゾ栄養生物  窒素固定生物 の 総称 で オランダ の 微生物学者 ベイエリンク が 発見
      根粒 /こんりゅう = 植物 の 根 に 付く 塊 に 共生 する 細菌
       宿主 となる 植物 から 光合成 の 養分 を 受ける 代わり に 空気中 から 窒素 を 固定 し 供給
        根粒菌 : マメ科植物 の 大豆 / 枝豆 ・ エンドウ ・ インゲン ・ クローバー ・ レンゲソウ 等
        放線菌 : ヤマモモ や ハンノキ ・ グミ ・・・ 等
      ラン藻 / シアノバクテリアは 水中 で 独立 したり シダ ・ ソテツ ・地衣類 と 共生 する ものも
 
    肥料木 窒素固定 も 含め 土壌形成 の 先駆植物 として 苛酷 な 環境 で 生育 出来る 植物

  化学的 窒素固定   ハーバー ・ ボッシュ法
   1913 / 大正 2 年 ドイツ の ハーバー と ボッシュ が アンモニア の 化学合成 に 成功
   鉄 を 触媒 / 反応促進剤 に 窒素 と 水素 を 500度 × 1000気圧 の 超臨界 で 反応 させ 合成

  大気中 の 窒素固定 雷 / 放電 や 紫外線 で 空気中 の 窒素 が 酸化 され 雨 に 溶け 地上 へ

炭素固定  空気中 の 二酸化炭素 を 有機化合物 / 炭素化合物 として 溜めていく
  炭素固定法 自然界 では 光合成 等 が あり 化学的 には 21世紀 でも 研究中

 固定 = 分子 の 性質 を 変える 手法 で 酸素固定 や 炭素固定 が あります
     化学変化 し 難い 安定 した 分子 を 化学反応 し 易い / 壊れ易い 性質 に 変える 手法

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