3億5000万 の 光          

聖 地  四大聖地    八大聖地
  ルンビニ ネパール の 生誕地 出産 の 里帰り の 最中 に 花園 で 出産
  ブッダガヤ 悟り を 開いた ガヤー村 の 菩提樹 の 地 最高 の 聖地
  サルナート 悟り を 開いた 後 5人 の 修行同志 に 最初 の 説法 を 説いた 地 初転法輪
  クシナガラ 入滅 し 涅槃 に 入った 地

開 祖  ゴータマ ・ シッダールタ    ゴータマ ・ シッダッタ
   ゴータマ は 最上 の 牛 を シッダールタ は 目的 を 達成 した を 意味 する
 
  別称 : 釈迦 / お釈迦様 ・ 釈尊 ・ ブッダ / 仏陀 ・ 世尊 ・ 如来 ・ 大覚 ・ 仏様
                            仏陀 ・ 世尊 ・ 如来 は 以後 他 の 聖人 にも 付けられる
   釈 迦 釈迦牟尼 / しゃかむに = 釈迦族 の 聖者      牟尼 / にむ = 聖者
   仏 陀 真理 の まま に 歩む 者 を 呼び 悟り を 開いた 者 と 言う 意味 なのです
 
    菩 薩 悟り を 開く 為 の 修行中 の 者 で 民衆 と 身近 な 存在 で 信仰対象 にも なりました

立 教  紀元前 5 世紀  年代 は 誕生 を 含め 諸説 ある
 成 道 / じょうどう  釈迦 の 成道
  紀元前 463 年 ネパール の カビラ城 に 釈迦族 の 長男 として 誕生 するが 王位 を 継承 せず
   29歳 で 出家 し 修行 の 道 へ 入り インド へ 旅立つ が 当時 古代インド に おいて 信じられていた
   ヒンドゥー教 の 礎 とも なる 土着 の バラモン教 を 否定 し 苦行 の 末 35歳 で ガヤー村 へ 辿り着き
   菩提樹 の 下 で 49日間 の 瞑想 後 独自 の 悟り を 開き 仏陀 となり 立 教 後 も 悟り を 広め 続け
   中国 へ 至り 80歳 で 入 滅   死者 が 三途の川 を 渡り 閻魔様 の 審判後 仏界 へ 至る 49日 の 法要 に 現れる

仏教 の 三大聖樹  無憂樹 の 下 で 生まれ ・ 菩提樹 の 下 で 悟り を 開き
  クシナガラ に ある 沙羅の木 の 下 で 涅槃 / ねはん に 入りました  インド菩提樹 は 悟り の 木 と 呼ばれます
 
 涅槃 / ねはん 迷いから 解脱 した 境地 として 浄土 であり 入滅 なのです  / 滅度
  修行 / 苦行 を 積み 智慧 を 磨き 迷い や 執着 ・ 煩悩 を 断ち切り 悟り に 到達 した 最高 の 境地
   全ゆる 苦悩 や 束縛 ・ 輪廻 から も 開放 された 静か で 安らか な 世界 涅槃寂静 / ねはん じゃくじょう
  同時 に 釈迦 の 死 / 人 の 死 と 言 う 現実 も 意味 する
   修行者 と 言えども 現世 で 肉体 を 持つ 限り 不完全 な 涅槃 で 死後 / 入滅後 完全 に 達成 される
  入滅 / にゅうめつ 釈迦 や 仏 ・ 聖人 の 死 は 輪廻 で 起こる のでは ない   仏教 の 仏滅
 輪廻 / りんね 人間 は 死後 も 霊魂 として 存在 し 生前 の 行い に 従い 然るべき 世界 に 生まれ変わる
 転生 / てんせい 輪廻転生 死後 生まれ 変わって くる
  / カルマ 成す 事 それ 自身 として 全て の 行為 を 示し それ が 故 に 輪廻転生 する とする
   行為 が 結果 を 生み出し それ は 子孫 にも 受け 継がれる
  因果応報 の 法則 善因楽果 ・ 悪因苦果 ・ 自業自得 も 同様
 煩悩 / ぼんのう 心身 を 乱 し 智慧 を 妨げる 108 種類 の 精神状態   除夜 の 鐘 108 回 で 煩悩 を 滅する
  三毒 諸悪 の 根源 は 自分 に 対する 執着 である 我執 / がしゅう から ・・・
   貧欲 / とんよく 欲 に 左右 される ・ 瞋恚 / しんに 背かれる と 怒る 気性 ・ 愚痴 / ぐち 無明 無知

仏身 の 三身 / さんじん
 法身 / ほっしん 釈迦 を 超える 法身仏 ・ 仏陀 の 本体 で 真理 そのもの
  本地法身 / ほんちほっしん 仏陀 の 本体 で 真理 そのもの とする - 神仏 が 現れる
   仏陀 / 悟り を 開いた 者 の 本体 として 真理 を 具現 する 仏身 で 光明 は 遍く 世界 を 照らす
    東大寺 等 で 祀る 大日如来 - 毘盧遮那仏 / びるしゃなぶつ
 報身 / ほうじん 行 を 尽くし 悟り で 智慧 を 会得 し 完全 な 功徳 を 積んだ 仏身
  無限 の 光 で 世界 を 遍く 照らし 無限 の 寿命 を 持つ  阿弥陀如来 - 鎌倉 の 大仏 等
 応身 / おうじん 化身 ・ 釈迦如来
 
 三法即一説 5世紀 どれ が 表 と 言う 訳 では 無く 全て を 兼ね 備える のが 仏

墓 と 遺骨    墓 と 仏舎利 = 遺骨 は 世界中 の 仏教寺院 へ
   仏舎利塔 と 呼ばれる 五重塔 等 の 仏塔 の 芯礎 に 収めて 祈祷 しています

六 道 / りくどう ・ ろくどう : 六種類 の 世 の 存在 ・  輪廻転生 へ
  生まれた 生命 は 生前 の 行い や 罪 により 死後 六つ の 世界 に 転生 し 六道輪廻 を 繰り返す
 
   天   道  守護神 として バラモン教 の 神々 が 住まわす
   人 間 道  殺生 や 悪い行い ・ 酒 に 溺れたり しなかった 者 と 善行 を 行った 者
   修 羅 道  争い を 好んだり 行った 者 は 闘争心 が 強い 鬼神 阿修羅 の 支配下 へ
   畜 生 道  人間以外 の 生物 : 苦 が 多く 楽 は 少なく 自分 だけ で 欲 のみ に 生きる
   餓 鬼 道  生前 の 贅沢三昧 に 加え 強い欲 や 嫉妬深さ で 何時 も 餓えている 者
   地 獄 道  生前 に 罪 を 犯した 者 が 閻魔大王 の 審判 を 受け 罰せられる

教 義 ☆ 悟り への 道標
   因縁生起 / いんねんしょうき : 真理 の 発見 生き死に に 関わる 全宇宙間 の 法則
    訳して 縁起 / えんぎ とも 呼ばれ 縁起 が 良い 縁起 を 担ぐ 等 と 使われる 元 と なりました
      各個人 は 無我 で あっても 個々 の 価値 や 存在感 は 縁起 によって 保たれているのです
 
   無   我 / むが : 自我 を 否定 する のではなく 超越 した 境地
 
   四   諦 / したい : 人生 に 関する 4つ の 真理
 
    苦諦 / くたい : 人生 は 苦 である と 言う 仏陀 の 悟り の 集大成 と 祈り の 原点
      四苦 = 生 老 病 死 + 愛別離苦 + 怨憎会苦 + 求不得苦 + 五陰盛苦 ⇒ 四苦八苦
    集諦 / じったい  : 苦 の 原因 は 執着心 = 欲 にある
    滅諦 / めったい : 執着心 を 捨てれば 苦 も なくなる
      涅槃寂静 / ねはんじゃくじょう = 煩悩 が 消えた 悟り の 境地 は 静か で 安らか である
    道諦 / どうたい  : その為 に 八正道 / はっしょうどう を 知ること
 
      八 正 道 / はっしょうどう ・・・ 苦滅 の 心境 に 到る方法 
 
      正   見  /  しょうけん         正しく 物 を 見る
      正   思  /  しょうし          正しく 考える
      正   語  /  しょうご          正しく 語 る
      正   業  /  しょうごう         正しく 行 う
      正   命  /  しょうみょう        正しく 生きる
      正 精 進  /  しょうしょうじん      正しく 努力 する
      正   念  /  しょうねん         正しく 精神集中 する
      正   定  /  しょうじょう         正しく 心 を 安定 させる

継 承  開祖 の 死後 分裂
 小乗仏教 / 上座部仏教 立教当初 から の 出家 を 基本 とした 厳しい 修業 での 信仰 を 守ります
   自ら の 救い だけ を 目的 とする として 軽蔑 され 大乗仏教 に 対して 小乗仏教 と 呼ばれました
 
 大乗仏教 在家 で 一般世間 の 生活 に 即した 信仰体系 に 変更 されて きました

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