謎  の  微  粒  子
 

    ウイルス と 似ている 謎 の 多い 非生物状 の 生命体
           生   物   *   非 生 物
   生命 として の 要件 を 満たしているかどうか の 境目 で
 人類 の 英知 と 既存概念 との 狭間 で 揺らめく 謎 の 微粒子


      殆ど が 自ら 代謝 出来ず 他 の 細胞内 で 活動 ・ 制御 する  寄生体

 トランスポゾン          動 く D N A 
     1940年 アメリカ の マトリントック により トウモロコシ で 発見 されるものの 当時 は DNA が
     遺伝子 だと 言う事 が 解って おらず 長年 無視 され 続けましたが その後の 分子生物学 の
     進歩 で 立証され
この 発見 により 1983年 ノ−ベル医学 ・ 生理学賞 を 受賞 しました
     沢山 の 遺伝子 で 構成 される 鎖 = ゲノム 上 で アミノ酸 の 並び を 変える事 が 出来る
     
DNA型トランスポゾン DNA断片 が 直接 転移 する
     
RNA型トランスポゾン = レトロトランスポゾン
       DNA を RNA に 複写 し その後 逆転写酵素 により DNA に 複写 し返される事 で 転移
       植物 に 多く ゲノム の 大半 を 占める事もあり
レトロウイルス の 起源 とも 考えられています

 ウイロイド     感染性 を 持つ 核酸 で タンパク質 を 持たない 
   1971年 ディ−ナ− により じゃがいも痩せいも病 から 発見
   ウイルス の 10分の1 以上 小さく ウイルス同様 に 一本鎖 の 遺伝子 を 持つ 微粒子 で
   構成 する 塩基数 は 200 〜 400 と 短かく DNAウイロイド か RNAウイロイド の どちらかで
   ウイルス と 違い タンパク質 の 殻 を 持たず 遺伝子 のみ で 存在 しています
   高等植物 のみ に 感染 し
わい化 = 背丈 を 低く させます

 プリオン  感染性 の タンパク粒子 で 核酸 = DNA を 持たない
   侵入した 異常プリオン は 接触 により 正常プリオン を 異常プリオン に 変化 させる
   1980年代 以前 から 知られていた 羊 の スクレイピ− の 原因究明 開始
   1990年  BSE 牛海綿状脳症=狂牛病 発生
   1995年  アメリカ の プルシナ− は 原因 が タンパク質 にある事 を 発見 するものの
遺伝子
     も 無い プリオン が 病原体 と 成り得る はずがない
と インチキ科学者 扱い を 受けましたが
     
プルシナ− は この発見 により 1997年 ノ−ベル医学 ・ 生理学賞 を 受 賞 しています
   
正常 な プリオン ・ タンパク質 が 突如 異常プリオン に 変異 してしまう
   タンパク質 の アミノ酸 配列 は 変わらず 分子 の 畳み方 が 変わってしまう =
コンフォメ−ション
   によって タンパク質 分解酵素 に 強い 耐性 を 得た のです
   通常 では 神経細胞 に 多く 存在 し 神経細胞 の 成長 と 維持 情報 の 伝達 に 関わって います
   @ その プリオン を 作る 遺伝子 が 突然変異 を 起こし 異常プリオン 化してしまいます
   A 体外 から 取り入れられた 異常プリオン は 体内 の 正常プリオン を 急速 に 異常プリオン 化
   異常プリオン となると プリオン の 正常 な 働き を しなくなるだけではなく 悪質化 し
   運動麻痺 から 脳 の 組織 が 海綿状 になる 脳 の 障害 へと 進行 し 6ケ月 以内 で 死に至ります
   増殖 = 異常プリオン が 正常プリオン に 接触 するだけで 正常 から 異常 へ 置き換わります

   @ スクレイピ− と言う 羊 の プリオン病 に 罹患 した 羊 の 肉骨紛 を A 牛 の 飼料 として 与え
    BSE − 狂牛病 に 罹患 した 牛 の 肉 B 人間 が 捕食

      人間 : ニュ−ギニア の 風土病 ク−ル−    ・    クロイツフェルト ・ ヤコブ病

   
感染阻止 ・・・ 脳 ・ 脊髄 ・ 眼球 ・ 回腸 に 集中 して 存在 している為 ここは 焼却処分 必要
    他に 加工品 として 食品 や 食品添加物 ・ 薬剤 ・ 化粧品 は 使用部位 が 判然 とせず 危険

    
類 似  パ−キンソン病 やアルツハイマ−病 でも プリオン が 関係 している 可能性

   
感染形態       感染性プリオン病    ・    遺伝性プリオン病

 ナノバクテリア   万物 の 創造 に 関わる 新生命体 発見 か !
   ただ の 石灰 の 結晶 と その 成長過程 か 新生命体 か  2007年 現在 不明

   1988年  フィンランド の 生化学者  カヤンデル博士 発見
   『 哺乳類細胞 の 培養 の 過程 で いつも 一部 の 細胞 が 死滅 していく のは なぜか 』
   電子顕微鏡 の 観察 で 発見 した 謎の微粒子 は 死にかけた 細胞 の 中 で 増殖 していた
   新しい 生命体 の 可能性 として ナノバクテリア と 命名 した ものの ・・・ 対外 からは
   @ 生命 が 到底 生存 出来えない 厳し過ぎる環境 にも 適応し みごと な 耐性 を 持っている
   A バクテリア の 100分の1程 ( 20 〜 200 ) nm = ナノメ−トル : 20 〜 980 nm の
   ウイルス クラス の 細菌 が 生きられるものか 等 と言う点で 生命体 では無く 未知 の 結晶体
   ではないのか との 考察 を 受けるが 更なる 研究 の 先 で 1998年 この 微粒子 が 周りに
   リン酸カルシウム の 殻 を 作っていく 様子 を 確認
 更には 2003年 卵巣癌 の 標本中 に
   ナノバクテリア を 発見
そして 2004年 には ナノバクテリア が 自己増殖 しているのも 確認
   腎結石動脈瘤 の 中から も 発見され − 腎結石 の 結石 は カルシウム化合物 で
   ナノバクテリア は リン酸カルシウム と 同じ 物質
で 形成 されている 為 更 に 不可思議 です


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