核 融 合
基本物質 原子核 は 核子 である 陽子 と 中性子 で 構成され ⇒ 原子
原子 は 原子核 と その 周り を 回る 電子 ⇒ 分子 は 原子 と 原子 が 集まって 形成
原子 と 原子 は 結合 し 分子 となり 分子 は 解離 / 分離 して 原子 に なります
物質 の 三態 固体 ⇒ 液体 ⇒ 気体 物質 に エネルギー を 加えると 原子 の 自由度 が 増す
宇宙誕生時 には 軽い 水素 ・ ヘリウム ・ リチウム が あり 他 の 元素 は 核融合 で 生成
元素 が 重くなると 反発 する 斥力 も 強くなり 原子核 の 融合 が 出来ないため 軽い方 が 有利
原子番号 原子核内 の 陽子数 : 陽子 が 少なく 軽い 順 に 水素 = 1 ヘリウム = 2 リチウム = 3 〜
核融合反応 太陽 等 の恒星 と 同じ エネルギ−循環 熱核融合
一番 軽い 水素原子 の 原子核 同士 の 合体 / 融合 で 放出 される エネルギー と ヘリウム
超高温 + プラズマ化 した 水素 + 自ら の 巨大 な 重力 で プラズマ を 密封
恒星 は 誕生後 自ら の 巨大 な 質量 による 重力 で 収縮 し 1000万度 もの 超高温 となり 燃料 の
水素原子 は イオン と 電子 に 電離 し プラズマ状態 となり その プラズマ を 自ら の 巨大 な 重力 で
一ヶ所 に 閉じ込め ながら ヘリウム の 燃焼 で 超高温 を 一定時間 継続 させ 核融合反応 を 維持
合体 エネルギ− 原子 は 超高温 で イオン と 電子 に 電離 し 自由度 が 増し プラズマ状態
となり 原子核同士 が 接近 し 引き合う 引力 / 核力 が 反発 する 斥力 / クーロン力 を 超え 衝突
すると 融合 / 合体 し エネルギー と 高速中性子 / 放射線 を 放出 して ヘリウム へ 変わります
プラズマ : 電離気体 気体 が 電離 し イオン と 電子 が 自由 に 飛び交う 空間
弱電離プラズマ / 低温プラズマ 大部分 が 中性原子 / 電気的 に 中性 で 殆ど 衝突 しません
オーロラ や 雷 の 放電 等 自然界 での 通常 の プラズマ で 蛍光管 も 同様 です
完全電離プラズマ / 高温プラズマ 中性原子 が 全て 正電荷 の イオン と 負電荷 の 電子 に 電離
更 に 高温 で 衝突 し 核融合 へ電流 も 流れ易く なり 電流 で 強い 電磁場 / 電磁力 を 形成
重水素核融合 D - D 反応 重水素 D 同士 恒星 の 初期段階 である 原始星 / 褐色矮星 は
収縮 し 中心温度 が 250 万 K 位 で 初めて 核融合 が 始まります かっしょく わいせい
水素核融合 / 陽子 ・ 陽子連鎖反応 p - p チェイン 陽子 = p 軽水素 H 同士
軽水素 + 軽水素 ⇒ ヘリウム 中心温度 が 1000 万 K を 越える と 恒星 と なります
ニュートリノ や ガンマ線 が 放出 太陽 の 中心 は 1500 万 K
CNOサイクル 中心温度 2000 万 K 以上 の 巨大恒星 炭素 = C 窒素 = N 酸素 = O
を 触媒 とする 水素核融合 ※ K / ケルビン K - 273.15 = 摂氏温度
核融合 の 持続 / 超高温領域 の 維持
恒星 の 中心 に ヘリウム が 沈殿 し 重力 で 収縮 / 超高熱 を 発する 事 で 核融合 が 持続
地球上 での 核融合 / 地上 の 太陽 と 呼ばれる 夢 の 容器 核融合炉
僅か の 燃料 で 巨大 な エネルギ− を 発生
恒星 の 巨大 な 重力 を 地球上 で 実現 するには 超高温 ・ 超高圧 下 の 環境 が 必要 で
核融合 で エネルギー を 取り出す には 恒星 と 同様 に 燃料 の プラズマ化 が 必要 です
臨界プラズマ / 核融合プラズマ 高温プラズマ状態 で エネルギー の 抽出 が 可能 に なる 条件
21世紀 に 入り 最 も 実用化 が 有望視 される D - T 反応 から 先 は D - 3He 反応 や
夢 の p - 11B 反応 へ 燃料 は 一番 軽 く 斥力 の 弱い 水素 の 同位体 から 次々 に 考案
D - T 反応 重水素 D + 三重水素 / トリチウム T ⇒ 中性子 + ヘリウム
原子核 を 1000 Km / 秒 で 衝突 させる 状態 が 臨界プラズマ状態 となり 必須 で
その 方法 は 温度 : 1 億 度 + 密度 : 100 兆 個 / cm3 + 1 秒 閉じ込める
重水素 は 海中 に 無尽蔵 で 取り出す エネルギー も 少なく 容易 で 技術 も 確立 : 三重水素 は
鉱物 や 海中 に 無尽蔵 の リチウム から 炉内 で 自己生産 され 燃料効率 は 海水 1 リットル
中 の 反応 で 石油 80 リットル もの エネルギー を 放出 しながら 質量 は 僅かに 減っていきます
D - 3He 反応 重水素 D + ヘリウム 3 ⇒ 少量 の 中性子 + ヘリウム
10億度 もの 超高温下 水素 の 原子核 から 直接 エネルギー を 抽出
中性子 は D - T 反応 の 1割程 で ヘリウム 3 は 月 ・ 木星 ・ 土星 にも 多い
p - 11B 反応 軽水素 H の 陽子 と ホウ素 11B ⇒ 微量 の 中性子 + ヘリウム
更 に 超高温 ヘリウム の 帯電 する 原子核 から 直接 電気 を 抽出
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