核 関 連 施 設 の 運 用
       原子炉 〜 核燃料サイクル施設 〜 最終処分  2008年

 原子炉  原子炉爆発  放射能汚染                  原 発 事 故
  不慮 の トラブル や 操作ミス ・ 機器 の 不具合 等 で 直ぐ に 暴走
  原子炉 は 地震 の 振動 に 弱く 災害時 の 危険性 大  日本 等 の 地震大国 は 要注意
  耐用年数 未知数 で 不明 出力 にも 因 り 最長 では イギリス で 40年 稼動中
   アメリカ や 日本 は 他 の 原発 の 10 数倍 の 出力 で 30年 程 稼働中
 
 核燃料 各作業施設 で 取り扱い の 危険性  地震 も 要注意
 
   核燃料サイクル施設 での 製造トラブル
    ウラン鉱石 採掘  精錬 転換 濃縮 六フッ化ウラン  再転換 二酸化ウラン 
    燃料集合体 加工成型  原子力発電所 燃料 として 発電 使用済み核燃料 
    再処理施設 で 取り出された 燃え残り ウラン  転換 濃縮 へ 送られ 再循環
    再処理施設 で 取り出された プルトニウム  燃料集合体 加工成型 へ 再循環
 
   放射性廃棄物 使用済み核燃料 の 内 処分 される 放射性廃棄物 や 閉鎖後 の 施設
 
   貯蔵施設 調達 での 安全対策     核ジャック / 強奪     流出事故
    ウラン 産出国 地球上 の 7割 を 誇る オーストラリア から カナダ や アメリカ ・・・ 等
    先進 の 再処理技術 ウラン の 再抽出 や 原料ウラン の 濃縮 フランス や イギリス

 核廃棄物 の 最終処分 / 半永久的  2008年 世界的 に 難航
   ウラン鉱石 程 の 放射能量 へも 数千年 かかり 安全 に なる には 数万年 を 要します
 
   地層処分 施設 から 地下水脈 への 流出 や 汚染 の 危険性 を 各国 が 検証
    フィンランド 西部 オルキルオト の 地下 420m の 結晶質岩  唯一 の 解決国
      1980年代 から 選定調査 が 始まり 2001年 正式決定 後 建設 が 始まり 2020年 稼動 予定
    アメリカ ネバダ州 の 砂漠 にある ユッカマウンテン の 地下トンネル網 核実験場 隣接地
      政府決定後 も ネバダ州 の 拒否 が 続く 中 1000億ドル 超 の 資金 で 2017年 稼動 予定
    ドイツ ニーダーザクセン州 の ゴアレーベン岩塩層 ?  州 が 誘致 し 1977年 選定
      となるが 1998年 からの 脱原発政策 で 凍結 され 近年 再浮上 ? 2030年 稼動 予定
    スイス 1970年代 からの 地質調査 で 可能性 が 実証 され 進展中 2050年 稼動 予定
    スウェーデン 1993年 から 8候補地 で 地質調査 が 行なわれ 進展中 2017年 稼動 予定
    フランス 1980年代 から 地質調査 を 行なう ものの 反対運動 中止 され 模索中
    イギリス 1978年 から 地質調査 を 行なう ものの 反対運動 中止 され 模索中
    日本 1976年 から 研究 を 始め 2002年 候補地 の 公募開始 2038年 稼動 予定
                                         上記 以外 に 世界 数ヶ国 で 検討中
 
    当初 は 海溝 や 海底 ・ 宇宙 も 誤想定 され 1993年 ロシア が 日本海 へ 海洋投棄

 日本 の 現状  茨城県東海村 から 青森県六ヶ所村 へ 一大施設群 の 再建設
   茨城県東海村 日本初 の 原子炉 や 研究機関 を 中心 に 核関連施設 が 黎明期 より 稼動
    処理能力 が 200トン / 年 の 再処理施設 は 規模 が 小さく フランス ・ イギリス に 委託
   青森県六ヶ所村 日本初 の 放射性廃棄物貯蔵施設 に 村 が 名乗り を あげ 一大核施設群 へ
    一大核施設群 高レベル放射性廃棄物 貯蔵センター 2008年 試験運転 を 始めた 大規模 な
     再処理工場 は 処理能力 3000トン / 年 で 日本中 の 使用済み核燃料 を 引き受ける 予定 で
      貯蔵容量 も 3000トン で 1993 / 平成5年 から 2兆1000億円 の 建設費 が 投じられました
     隣接地 には ウラン濃縮工場 高速増殖炉 MOX燃料工場 も 予定 されています
 
   地層処分 / 最終処理   半永久的 な 管理
    高レベル放射性廃棄物 貯蔵センター 30年 以上 貯蔵安置 した 後 300m 以深 に 埋設
   地層処分場 1976年 から 研究 する ものの 立ち遅れ 2002年 公募開始 〜  初歩段階
    近年 研究機関 も 増やしており 2028年 に 調査 を 終え 決定 し 2038年 に 処分開始 予定
    電源立地交付金 が 年 20億円超 の 助成 は 財政難 の 自治体 には 朗報 か ・・・
 
   ウラン の 調達 / 核燃料輸送       いつも 海外 に 依存 し 続ける 宿命
    ウラン鉱石 に 限らず 現時点 では 国内 の 再処理 では 賄いきれず 原子力発電所 の 濃縮ウラン
    や 高速増殖炉 の プルトニウム まで 殆ど が フランス ・ イギリス ・ オーストラリア ・ カナダ ・ アメリカ
    からの 輸入 に 頼って おり 安定 した 調達 の ため 海外 で 鉱山開発 の 協力 も 進めています
    空路 より 安全 な 航路 でも 核ジャック / 強奪 漏えい / 流出 等 危険性 大
     1960年代 鳥取 ・ 岡山 県境 人形峠 極々 少量 ウラン鉱石 を 採掘 していましたが
     無知 の せいで 採掘 終了後 放射性汚染物質 が 投棄 され 被害 を 出して しまいました
 
   建設反対運動
   処分 された 廃棄物 の 流出 や 再処理工場 から の 放射能 に 汚染 された 排気 ・ 排水 の 危険
   1日 で 1年分 の 被爆線量  元来 日本 の 放射線量 は 少なく 推定 に すぎない

 危 機 へ 戻る   環 境 へ 戻る   TOP 環境科学館 へ 戻る