遺  伝  子  疾  患 

                生物TOP内  遺伝 の 極意

 遺伝病 には 遺伝 していく 性質 と 遺伝 しない 一時的 な 性質 のもの とが 有ります

 染色体突然変異 による 疾患      遺伝性 は ありません
   精子 や 卵子 の 減数分裂 時 の 染色体 の 分離失敗 により 染色体 の 数 や 構造 が 変化
 
   21番染色体 が 一本 多い 三本 存在 します   ダ ウ ン 症候群   21 トリソミ−
    1866年 イギリス の 医師 ジョン ・ ラングドン ・ ダウン 蒙古人症蒙古痴呆症 と 命名
    1959年 フランス の ジェロ−ム ・ レジュ−ン により 原因 が 特定 されました
    1965年 WHO 世界保健機構 は ダウン症候群 と 正式 に 命名 しました
 
    全体 でも 1000人 に 一人 の 割合 で 発現 し 少ない ものではなく 両親 ともに 高年齢 の
    高齢出産 では 35歳 で 300人 に 一人 : 40歳 では 100人 に 一人 と 増加 します

   18番染色体 が 一本 多い 三本 存在 します  エドワ−ド 症候群   18 トリソミ−
    奇形性 が 強く 男児 は 流産 し 女児 でも 90% で 寿命 は 一年程 です
 
   13番染色体 が 一本 多い 三本 存在 します    バト− 症候群    13 トリソミ−
    奇形性 が 強く 男児 は 流産 し 女児 でも 90% で 寿命 は 一年程 で 海外 で 報告

 遺伝子欠損 による 疾患      遺伝性 が 認められます
 
  筋萎縮症  筋力低下 ⇒ 10歳頃 筋肉萎縮 ⇒ 30歳頃 起立不能 ⇒ ・・・
     21世紀 の 今日 でも 治療法 の 無い 難病 で 心不全 や 呼吸不全 に 至ります
     遺伝 しますが 遺伝要因 が 無くても 30% の 突然変異 による 発症率 を 持ちます
 
    筋ジストロフィ−   筋肉細胞 自体 に 原因 が あり 完治 できません  劣性遺伝
      骨格筋変性疾患 ]染色体 の ジストロフィン遺伝子 が 欠損 する事 で 発症

    脊髄性筋萎縮症筋萎縮性側索硬化症  運動神経 の 細胞 に 原因 があります
      神経変性疾患 = 中枢神経 の 中 の 特定 の 細胞 が 少しづつ 死んで いきます
 
      発症機構 は 仮説 のみで 不明 ・・・ 根本的 治癒 の 可能性 は ありません
      仮 説 @ 運動神経細胞 自体 が 自己抗体 と なって しまう A 神経細胞 の 栄養失調
       B 細胞内 に 蓄積 される 活性酸素 を 不活化 する 酵素 の 低下 で 神経細胞 が 変性
       C 同じ 神経変性 を 発症 する ポリオ ・ ウイルス の 感染


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