学  説  と  探  査
 学問的考察 と 学説       地質学 から 地球物理学 への 展開

 @地形 の 変動 は 大陸 の 上昇 と 沈降 による = 従来 からの 地質学 では 造山運動 の 解明 に
    『 地向斜造山論 』 を 定義 し 地球物理学 の プレ−ト運動 など 理解せず + 受け入れず
   1960年代 に 入っても 地質学 の 学説 に こだわり続ける 一部 の 日本人科学者 も 居たそうです
 A1912年 大陸移動説 = ドイツ の アルフレッド・ウェゲナ−提唱 ・・・ 海洋底 の 上 を 大陸 が 漂移
   大西洋 を 挟む アフリカ大陸 と 南アメリカ大陸 の 海岸線 から 仮設 を 連想
   マントル対流説 = イギリス の ホ−ムズ提唱 ( 大陸移動 の 動力 として 考案 ) ⇔ 月 の 衛星化
   1950年代 岩石 の 磁力測定成功 ( 岩石 に 刻まれた 磁力 により 生成場所 や 移動 を 確認 )
 B1960年   
プレ−トテクトニクス理論完成         平面 の 動き
   プレ−ト は 剛体的 に 作用し 変形しない + 海洋底拡大説
   海嶺 で 海洋底 が 生産 + 拡大 し 海溝 で 消失 
 C1990年代 
プル−ムテクトニクス理論展開   立体的 な 動き( プル−ム ) が 地球 を 左右 する
   ス−パ−・ホット・プル−ム = 地球上最大 の 熱移動
   地球 の 中心部 の 外核 から 伸びる 超高温 の マントル上昇流 = ス−パ−・ホット・プル−ム が
   南太平洋 と アフリカ の 下 にあり 南太平洋海嶺 や 大西洋中央海嶺 等の 主要海嶺 を 形成 し
   アフリカ等 には 地溝帯 等 も 作り 超大陸形成後 に 稼動 し 始め 地球生命全滅 も 秘める 威力
   それに 対して アジア の 下には 前述 の プレ−トテクトニクス 理論 で 沈み込み + 消える はず の
   地殻 の 残骸 が 溜まり 定期的 に 落下する 下降流 ( ス−パ−・コ−ルド・プル−ム ) が 存在

 
       
プレ−ト ⇒ 板 : プル−ム ⇒ キノコ状 の 雲 : テクトニクス ⇒ 構造力学

 ※ウィルソン・サイクル = 数億年 ごとに 超大陸 と 分裂 を 繰り返す とされる 説 です 

 深 海 地 球 探 査  ( 地 底 探 査 ) 
 
1900年代 から 科学的掘削 が 開始                        
人類未踏 の 地 へ 
1959年   アメリカ で モホ−ル ( Mohole ) 計画 発表   Moho + hole 
         地殻 と マントル の 境界 = モホロビッチ不連続面 まで 掘削 し マントル物質 を 採取
  1966年   技術的問題 + 資金難 で 中止 
1975年   国際深海掘削計画 ODP        アメリカ が 2000m位 までの 掘削 に 成功 
2003年   深海地球ドリリング計画 OD21          モホ−ル計画 の 復活 
         統合国際深海掘削計画 IODP に 移行し アメリカ と 共同 で 20カ国 が 協調
      日本 の 地球深部探査船 『 ちきゅう 』 により 2010年 までに 南海トラフ 付近 の 海底
       4000m から 7000m ( 計 1万1000m ) の 掘削 で マントル に 挑む = 5000m/年
          資金 は 数千万/日 にも 上り 技術的 にも 試行錯誤 でしょう

 日本 の 調査船   ( 海 洋 底 探 査 )   海洋科学センタ− JAMSTEC 所属
 
 6500m級 有人潜水調査船 『 しんかい6500 』 3人乗り 世界 の 海洋 の 97% に 対応 
 10000m級 無人潜水調査船 『 かいこう 』 1995年 最深部到達

 理論 / 詳細
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