火 山 デ − タ
一部詳細 2 日本列島 東部
大雪山 3万年前 に 誕生した 御鉢平カルデラ の 周囲 に 熊ケ岳 後旭岳 旭岳
が 形成
現在 2290m の 主峰 旭岳 は 2000年前 山体崩壊後 1000年前
頃から
幾度 も 水蒸気爆発 を 繰り返しましたが 250年前 には 沈静化 し 現在 は 休止中 です
十勝岳 3000年前 から 活動期 に 入り 爆発的 大噴火 + 山体崩壊 + 火砕流 を
繰り返し
グラウンド火口 を 形成 し 溶岩 を流して 休止 ・・・ 1000年前
からは その 北西 で
連続噴火 し 火砕丘 を 沢山形成 500年前 からは 現在 2290m で 主峰 の
中央火口丘 が 噴火
火砕丘 を 作り 溶岩流 も 流出 噴火 は 1857年・1887年 と 続き 1925年(大正15年)
の 噴火 で
死者行方不明 144人 ⇒ 大正火口 形成後 1927年・1928年 と 噴火して 休止
しました
1952年(昭和27年) の 噴火再開 では 昭和火口 を 形成後 1954年・1956年・1959年・1961年
・・・
1962年(昭和37年) の 大噴火 では 多数 の 火口 を 形成 し 4人死亡 という
人的災害 も 発生
更に 1988年・1989年 と 続き 2004年(平成16年) 噴火後 現在 も 活発 に 噴気活動中
有珠山 2万年前頃 活動開始 ⇒ 8000年程前 に 山体崩壊後 休止
1663年(寛文3年) 活動再開 = 死者42人 1769年 明和火砕流
⇒ 1822年 大火砕流
死者100人とも推定 ・・・ 1853年(嘉永6年) 大有珠溶岩ド−ム 形成 と
大火砕流 発生
1910年(明治43年) 45個 の 爆裂口 と マグマ水蒸気爆発 で 137m の 明治新山
誕生
1943年(昭和18年) には 398m の 昭和新山 が 誕生 し 1977年(昭和52年)
には
潜在ド−ム 669m の 有珠新山 誕生 ⇒ 2000年(平成12年) 水蒸気爆発 現在
弱い 噴気活動中
北海道駒ケ岳 3万年以前 に 誕生 後 山体崩落 して 休止 後 6000年前 活動再開
5500年前 に 休止 後 噴火 + 火砕流 は 1694年・1765年
と 続き
1856年 大火砕流 = 死者29人 その後 1888年・1905年・1919年・1922年・1923年・1924年
と続き 1929年(昭和4年) 火砕流 と 火山ガス で 2人死亡 ・・・ 1937年
には 火口底 陥没
1942年(昭和17年) 火砕サ−ジ + 噴煙 8000m 1996年・1998年・2000年
⇒ 2001年 火山性微動
2003年 〜 新噴気孔 山体膨張 地熱異常 長期間 噴気活動 継続 現在 も 弱い 噴気活動中
岩木山 初期 の 活動期 は 不明 だが 山頂部 は 1万年前 頃 と 推定 されています
創生期 の 山体 の 上部 が 吹き飛び 欠落後 別 の 火口 が 形成 その上 に
現在 の 山頂 1625m の 溶岩ド−ム が 形成 され 3つの 寄生火山 と 複数 の 爆裂火口 が 存在
1600年 鳥の海火口 爆発 ・・・ 1783年 新火口誕生 1845年 硫黄噴出 1863年
の 噴火 後 休止中
八甲田山 5000年 以内 で 7回 噴火 した 安山岩 と 玄武岩 の 18 もの 成層火山
と 溶岩ド−ム
大岳山頂部 で 5000年以降 3回 噴火 その後 915年 他 山麓西側
地獄沼 で 2回 噴火
地獄沼 では 13世紀〜15世紀 に 2回 の マグマ水蒸気爆発 ・・・ 1986年(昭和61年)
から 地震多発
十和田 5万5000年前 誕生 ・・・ 1万3000年前 大火砕流 を 起こし 標高 690m
カルデラ縁1011m
直径 11Km の 第一カルデラ を 形成 ・・・ 5000年前 には
近隣 の 火山 が 第二カルデラ
を 形成し 第一カルデラ に 統合される ・・・ 915年 には 御倉山 溶岩ド−ム
形成
秋田焼山 50万年前 以降 誕生 ・・・ 1948年・1949年・1951年・1957年 と 続く
噴火 の 後
1997年(平成9年) 水蒸気爆発 発生 ・・・ 2005年 水蒸気発生
で 一時 登山規制
山麓 には 強酸性 で 鉛 を 含む 重晶石 = 北投石 を 産する 玉川温泉
が あります
八幡平 9000年前 ⇒ 7000年前 ⇒ 6000年前 の 活動期 で 形成された 安山岩 の
成層火山群
山頂部 には 多くの 沼 や 硫気孔 が 存在し 硫黄採掘 の
歴史 (松尾鉱山) もあります
1973年(昭和48年) 〜 1996年(平成8年) にかけて 地震群発
秋田駒ケ岳 玄武岩 と 安山岩 の 二重式 成層火山 で 1万3000年前誕生
7000年前 〜 4000年前 に カルデラ 2つ と 火砕丘
2つ = 女岳 と 小岳 を 形成
1890年(明治23年) 噴火再開 ・・・ 1932年(昭和7年) 新火口 誕生
1970年(昭和45年) 女岳山頂 に 噴気孔 が 生成 され 噴火開始 ⇒ 溶岩流出
1975年(昭和50年) 女岳山腹 で 噴気活動 1988年(昭和63年) 〜 2003年(平成15年)
地震群発
鳥海山 2万年前 東鳥海火山帯 が 形成 ・・・ 古い 西鳥海山 は 侵食 で なだらかな
地形 だが
新しい 東鳥海山 は 急峻 で それぞれに 山体崩壊後 カルデラ
を 配しています
3000年前 山体西部 猿穴火口 からの 溶岩流 は 日本海 まで 流出 ・・・
2600年前 東鳥海山 で
大規模 な 岩なだれ = 象潟岩屑 が 発生 その後 山頂部 が 崩壊 して 北に開く 馬蹄形カルデラ が
形成される が 溶岩流 が 三分の二 を 堆積 噴火 は 871年・939年・1659年
と 続き
1740年 荒神ヶ岳 で 活動活発化 ・・・ 1801年 には 新火口丘 が 形成され
8人死亡 の 惨事 発生
1804年(文政元年) には 象潟地震 により 333人死亡 + 5500棟倒壊 の 惨事 水蒸気爆発
頻発
1821年 新山形成 1974年(昭和49年) 荒神ヶ岳 で 噴火 ・・・ 1987年(昭和62年)
〜 群発地震
岩手山 古い 西岩手火山 と 新しい 東岩手火山 が 合体 して 形成 ・・・ 7000年前
に
東岩手火山 の 山頂崩壊 後 新火口 が 形成 され 主峰 2038m
薬師岳 の 火山活動 開始
依然 西岩手火山 の 活動 = 水蒸気爆発 は 継続 ・・・ 1686年 御室火山
噴火 = マグマ水蒸気爆発
+ 火砕サ−ジ + 盛岡市 まで 降灰 ・・・ 1732年 焼き走り 溶岩流 発生
⇒ 1919年(大正8年)
西岩手火山 の 大地獄谷 で 水蒸気爆発 後 新火口生成 ⇒ 1934年(昭和9年)
から 噴気活動 活発化
+ 群発地震 ⇒ 1998年(平成10年) M6.2 の 地震 等 噴火 の 兆候 が 強く
7月 から 『 入山規制 』
2004年(平成16年) 活動 低下 で 『 規制解除 』 となるが 大地獄谷 の
硫気活動 は 依然活発 です
栗駒山 11万年前 に 誕生した 安山岩 の 成層火山 で 中央火口丘 にある 剣山
の 溶岩ド−ム で
活発 な 硫気活動 が 継続 ・・・ 1744年 主峰 1627m 大日岳 北西斜面 に 側火口 が 出来
後 に 昭和湖 生成 ⇒ 1946年(昭和21年) から 温泉水 の 異常 + 鳴動
+ 地震群発 + 硫気活動活発化
蔵王山 70万年以前 誕生 後 熊野岳 ・刈田岳 の 噴火 後 直径 2Km の カルデラ
形成
カルデラ内 には 火砕丘 の 五色岳 が 誕生 = 直径 360m
の 火口湖 ( 御釜 ) で
五色沼 を 持っています ・・・ 2万年前 休止 ・・・ 3000年前 五色岳 の
東部 が 崩壊
1000年前 から 御釜 で 活動再開 = 記録 に 残るだけ でも 1600年代 6回 1700年代 2回
1800年代 10回 ⇒ 1940年(昭和15年) の 噴火後 は 多少 の 噴気 と 地震群発
で 現在 に 続く
安達太良山 50万年前 に 誕生 ⇒ 35万年前 前ヶ岳噴火 ⇒ 25万年前 箕輪岳 から 和尚山
が 噴火
一連 の 火山列 が 完成 ⇒ 2万年間隔 で 12万年前 から
3万年前 に かけて 噴火
その後 は 500年 〜 1500年 間隔 で 水蒸気爆発 ・ マグマ水蒸気爆発 を
繰り返しています
1899年(明治32年) から 翌年 の 噴火 では 火砕流 を 起こし 死者72人 を 出しています
会津磐梯山 2万5000年前 噴火 ⇒ 休止後 水蒸気爆発 へと 移行 = 2500年前 にも 山体崩壊
赤埴山 櫛ヶ峰 大磐梯 小磐梯 等 が 火口 を 取り囲んで
形成されています
最初 南 の 赤埴山 や 櫛ヶ峰 が 形成され ⇒ 新しく 大磐梯山 や 小磐梯山
が 形成されました
水蒸気爆発 が 806年・1719年・1787年 と 続き ⇒ 1888年(明治21年) 大爆発
により 山体破裂
短時間 に 20回程 爆発し 山体上部 を 含む 大半 の 山体 が 崩壊 し 山体
には 2Km の 火口 =
馬蹄形カルデラ が 出現 し 桧原湖 秋元湖 が 形成され 爆発音 は 100Km
+ 太平洋沿岸 まで 降灰
+ 泥流・岩屑なだれ・火砕サ−ジ の 多発 で 死者461人 1954年(昭和29年) 再び 爆発 し
火口壁 が 崩壊 ・・・ 2001年(平成13年) まで 火山性微動 低周波地震 等 地震群発
日光白根山 5300年前 周囲 4火山 誕生 = 日光火山群 の 中心 で 創生期 の 溶岩流 の 上 に
主峰 2578m 奥白根 などの 溶岩ド−ム が 形成 ⇒ 1649年
は 頂上部 1872年 は
山腹 で 直径 200m もの 新火口 が 形成 ⇒ 1873年・1889年・1890年・1952年(昭和27年)
と
噴火 が 続き 1993年 〜 1995年 にかけて 地震活動活発化 カルデラ壁 や
山頂 沼ノ平火口 には
硫気孔 が 多数 点在 し カルデラ壁 の 崩壊 や 山崩れ も 時々 起こっています
2018 年 1 月 23 日 噴火 スキー場 の ゲレンデ に 噴石 が 降り注ぎ 訓練中 の 陸上自衛隊員 に
直撃 し 1人 死亡 - 傷者 も 出た が 気象庁 は 噴火 の 予測域 を 既存 噴火口 周辺 に 絞り
観測装置 も 無い 山腹 数ヶ所 から の 噴火 と なり 改めて 予知 の 難しさ を 示した ・・・
浅間山 2万年前 黒斑火山 と 仏岩火山 が 誕生 ⇒ 数千年前 から 前掛火山 が 形成 され
山頂部 2568m 釜山 は 現在 も 活動中 で 有史後 の 活動 は すべて 山頂 からの 噴火 で
8000年前 噴火 = 藤岡降下軽石 ⇒ 5000年前 = 六合降下軽石 ・・・ 1108年
の 大噴火 から
江戸時代 までで 57回 = その中 で 1783年 の 大噴火 で 前掛山 は 火の海
となり 死者 1151人
家屋消失 1200棟 + 江戸 への 降灰 = 関東地方 は 昼でも 暗かった と
言われます
明治時代 に 19回 噴火 ⇒ 大正時代 に 12回 噴火 ⇒ 昭和 に 入っても
34回 噴火 し
平成 からも 12回 噴火 と 殆ど 毎年噴火 しています ・・・ 2004年(平成16年) 9月1日 には
21年 ぶりの 爆発 を 伴う 噴火 が 発生し 6Km もの 距離 を 噴石降下 +
東京 への 降灰
西山腹 の 地獄谷 には 噴気孔 が 多数存在 し 爆発型 (ブルカノ式) 噴火
が 特徴的 な 山 で
火砕流 や 溶岩流 が 頻発 し 噴火 の 前兆現象 としての 火口直下 での
浅い 地震 が 多発
釜山 の 山頂火口 直径 500m の 火口底 の 深さが 活動具合 によって 変化
する点 は 要注目 です
2015年 6月 16日 9:30分 小規模噴火 近年 も 度々 繰り返している
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