E   M   農   法
         E f f e c t i v e    M i c r o    O r g a n i s m s
   Effective / 有用 ・ 効果的な    Micro / 微    organic / 有機 ・ 自然

 有機農法 系 ?     酸化 ⇒ 抗酸化  =  崩壊型 ⇒ 蘇生型
 
 地球上 では 酸化微生物 の 生育 が 旺盛 で 有機物 は 酸化分解 / 腐敗 で 環境破壊 へ
 抗酸化 に 優れる 微生物 は 土中 の 良質 な 微生物 を 増やし 害 となる 微生物 を 減らし 生分解型
 の 形成 で 土 は 清浄化 し 害虫 による 被害 も 減少 し 流れ出る 水 は 地域環境 をも 清浄化 します
 日本 の 土壌 は 現在 90% の 崩壊型 と 10% の 蘇生型 で 構成 される とも 言われます
 土 に 生ゴミ を 入れると 腐るのは 崩壊型 の 微生物 の 繁殖 による もの で EM菌 は 抗酸化物質
 や 有用ホルモン も 作り 土壌 は 蘇生型 になり 崩壊型 に 対し 肥料 も 農薬 も 殆ど 要らなくなり
 更に 植物 が 活生化 し 日照 や 気温 の 障害 にも 光合成能力 向上 や 根 の 活着力 増加 も 期待

E M 技術  微生物資材 : E M 菌 / 有効微生物群  近代農業 の 歩み
 
   性質 の 異なる 微生物 の 混合利用 は 無理 との 農学界 の 慣例 を 否定 する 発見 で
   有用菌 同士 ならば 養分 の やりとり を し 共存共栄 する という 画期的 な 世界 の 形成
 
   1982 / 昭和57年 沖縄県 の 国立 琉球大学 農学部  比嘉照夫 教授  発表
   1994 / 平成6年 EM研究機構 を 沖縄 に 設立 し 幾つか の 団体 が 提携
 
  有用菌 / 善玉菌  日和見菌  有害菌 / 悪玉菌   健康 病気  発酵 腐敗
     有 用 菌   有効微生物群
    日 和 見 菌  全微生物 の 8 割 は 隣接 の 菌 の 性質 に 影響 を 受ける 存在 です
     有 害 菌   病原菌 や 腐敗菌 等
 
   有効微生物群    抗酸化作用   自然界 からの 集積 と 培養 で 無害   毒性 無し
    光 合 成 菌  土の中で光合成を行い植物の養分となる糖を生産 ビタミン も 合成
     発 酵 菌   抗酸化物質 を 生成
     乳 酸 菌   殺菌成分を持ち有機物 を 腐敗 から 発酵 へ 変え 良い 養分 と する
     放 射 菌   殺菌・抗生物質 の 分泌 で カビ や 病原菌 を 抑制
     硝 化 菌   アンモニアを硝酸に変える
     菌 根 菌   根にリン酸を供給
     根 粒 菌   生物的窒素固定 で 植物 に 窒素 を 供給
     酵 母 菌   ビタミン や 生理活性物質 を 作り 植物 や 有用菌 を 活性化

製造技術   世界 150カ国 に 技術情報 を 提供 し 国内 2ヶ所 と 55 カ国 で 製造
 
   国内 の 製造元 は 1983 / 昭和58年 沖縄 に 設立 の 有限会社 サン興産業 と
    1985 / 昭和60年 農林省認可 の 財団法人 自然農法国際研究開発センター 内 に
     1991 / 平成3年 設立され 平成11年 独立 した EM研究所 の 二ヶ所 です
 
  EM 1号  基本 の EM菌  環境維持 から 水質浄化 ・ 汚れ や 匂い取り にも 利用
          EM 2号 ・ 3号 ・ 4号 の 混合液 に 80種 以上 の 有用菌 / 良質微生物 が 共生
  EM 2号  放線菌 等 が 生産する 生理活性物質 ・ ビタミン ・ 酵素 の 集合体 で 土 を 清浄化
  EM 3号  光合成細菌 が 主体 で 色々 な 有機物 を 代謝 / 分解 し 糖度 を 上げ 品質 も 向上
  EM 4号  乳酸菌 や 酵母菌 の 醗酵力 で 雑草駆除 と 有機物 の 分解 で 堆肥生成 に 良い
 
  EM 5号  EMストチュウ / 酢糖酎     自然 の 農薬    病虫害 の 予防
          有機農法 で 利用 される 病害虫用葉面散布剤 ストチュウ / 食用醸造酢 + 糖蜜 + 焼酎
          に EM 1号 を 加え 醗酵 させて 使用 し 木酢液 を 添加 する 場合 等 色々 あります
 
  EM ぼかし EM 1号 に 糖蜜 + 米ヌカ + もみ殻 を 混ぜ 発酵 させ 大量 に 増やした もの です
 
  EM ぼかし肥  生ごみ を 発酵肥料 / 堆肥 に 変える      コンポスト の 普及
           生ごみ に EM ぼかし を 混ぜ 密封 し 熟成 させて 使用   コンポスト = 堆肥

使用方法  EM菌 は 空気 を 嫌う 嫌気性 で 密封 と 紫外線 対策 も 必要 です
 
   原液 は ph 3.5 の 強酸性 で それ 以下 では 休眠状態 となり 希釈 すると 活性化 します
   施肥後 直ぐ に 植える と 発芽障害 に なる 為 1 〜 2 週間 おき 根 から 離して 施肥 します
   利くまで 使う のが 原則 : 分量 は 地域 の 状況 により 別々 で EM の 密度 を 高めなければ ダメ
   アロエ ・ エキス や 展着剤 を 併用 すると 良い とも 言われます   希釈 = 水 で 薄める
 
   ゴミ処理 等 の 環境保護 にも 全国 の 自治体 から 世界中 で 利用 され 始めています

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