農   作   業   方   法

   農薬 や ホルモン剤 を 使わず 有機栽培 に よる 家庭菜園 で 行える 優良 な 基本技術

育苗技術 小さ過ぎない 適度 な 大きさ の ポット に 鉢底ネット で 害虫予防
   トマト キューリ ナス 等 は 栽培期間 が 非常に長いので 根 の 強い苗 に する 事 が 大切
  早め の 計画 で 寒い 内 から 加温 して 発根 させ ポット苗 を 作成
    種 の 発芽適温 は 25度 以上 が 多く 露地 では 6月下旬 から 7月 と なって しまい 遅過ぎる
    伸長 には 定植後 1ヶ月 近く かかり 6月 から 7月 の 高温期 を 利用 する 為 4月中旬 から 作業
     し 始め 下旬 には ポット へ 仮植え し 5月中旬 には 定植 出来る よう に 早め 早め の 農作業
    水 に 浸ける 時間 が 長い と 種 が 腐って しまう
      種 を 腰水 に 浸け 暖かい 室内 にて ビニール等 で 覆い 25 度 程 の 温度 を 維持 し
       蒸されない よう に 工夫 しながら 小まめ に 水 も 取り替え 早く 発根 させる
       水 は 小まめ に 取替え 少ない 位 に 維持 し 温度 の 維持 も 小まめ に 場所 や 覆い を 工夫
        暗い所で発根するのでダンボール等を被せて遮光/日光をさえぎると保温にも効果が有る
  露地 への 直撒き は 最盛期 に 込み合う ので 計画的 に 収穫 し 間引く
    5月中旬までに種蒔きすると6月中旬には最盛期 小松菜 ・ 葉レタス ・ 水菜 とも 30cm となり
     収穫 し 切れず 大きな 良い モノ が どんどん 害虫 に 食べられ 殆ど が 処分 となり 15cm 程
      から 採り始め もう 少し と 想う 頃 から は 頻度 を 上げると 無駄 なく 沢山 収穫 出来る
 
 浴光催芽 低温 で 日光 を 浴びる と 発芽 が 促され 強い 芽 が 出て 発芽 も 揃う 早春 の ジャガイモ
 
 温度処理 発芽 や 成長 を コントロール
 
 接ぎ木 植物 の 弱い 箇所 を 補強 - 遺伝的 に 異なる 2つ 以上 の 植物 を 人為的 に 接着融合
   植物体 の 上下 で 根 を 使う 場合 を 台木 ・ 茎 から は 穂木 と し それぞれ の 特徴 を 有効活用
    種子繁殖 に 手間 が 掛かる 場合 の 個体数 の 増やし方 や 時間短縮 に 有効
 挿し木 茎 や 葉 を 切断 し 土壌 に 植え 不定根 の 形成 を 期待 する
    無菌 の 培養土 や 鹿沼土 ・ バーミキュライト なら 最良 で トマト 等 は 水 に 入れても 発根
 取り木 樹皮 を 切除 し 水ごけ 等 で 巻き 不定根 の 形成 を 期待 する
     不定根 種子 以外 から の 発根 - イチゴ の ランナー や トマト の 脇芽 等 も 同様
   成長点培養 / 茎頂培養  植物 の 成長 には 分裂 が 必要 で 植物体 の 先端 である 茎頂 の
    分裂域 には ウイルス 等 の 病害 が 無い 為 ここを 培養 して 増やす 園芸専門商社 や 研究所 が
    専門機器 を 使い 行う 技術 は 高価格 となり 価格 に 見合う 収量 や 利益 が 見込める イチゴ や
    ブドウ から 極甘トマト や 豊作なキューリ 等 野菜 も 加わり 加えて 増やし難く 期間 を 短縮 出来る
    ラン 等 が 選ばれ 度重なる 改良 を 経て 良い 植物 を 作出 した 後 に それ を 品種 として 固定 し
    純粋 に 組織培養 する 事 で 複製       ウイルスフリー苗 / メリクロン苗
 
 植物体内 で 生成 される が 有機JAS法 で 禁止 され 投与 すると 有機農法 では 無くなる
    植物ホルモン剤 / 植物成長調整剤 農薬取締法 では 化学農法 の 農薬 に 区分
  発根 活着 促進剤 挿し木 する 枝 や 葉 の 切断面 を 保護 し 発根 を 促進
    定植時 の 利用 では 根 の 傷み も 予防 され 活着 が 早く 収穫 まで の 期間 を 短縮
  開花 着果 肥大 促進剤 トマト に トマトトーン  ジベレリン
  植物成長抑制剤 / 伸長抑制剤 / 矮化 わいか  草丈 を 抑え 矮性化 / 背丈 を 小さく する

連作障害  土質 土壌 の 健全化 土壌改良資材          病原菌 の 宿主依存性
 基本 は 輪作 だが 土地 の 制約 から 前後作 間作 を 行う が
  栽培期間 の 短い 家庭菜園 や 北国 では 基幹作物 の 前後 の 作付け も 出来ず 更 には
  毎年 単一作物 の 栽培 ( 家庭菜園 で 皆 栽培 する トマト 等 ) に 偏り 多品種栽培 しない 場合 が 多く
  そこで 土壌 を 更新 する 必要 が 出て 来る が 従来 の 大掛かりな 土壌改良 に 代わる 方法 として
  E M 農法 が 有効 とも 言われ 木酢液 や 竹酢液 の 効果 も 期待 出来る らしい
   EM 菌 を 使えば 連作障害 も 無い らしく 限られた 敷地 で 行う 有機栽培 に よる 家庭菜園 では
    やはり 土作り から 始める のが 最短 か ・・・
 
  代表的 な 連作障害 トマト を 収穫期 に 枯らす 青枯病 は 深さ 1 m にも 及び 数年 土壌 に 生存 し
   感染 できる 植物 が 植えられると 取り付き 増殖 し 感染力 も 強く どんどん 拡がる ため 発症株 は
   直ぐ に 抜き取り 本体 も 土 も 処分 して 土壌 に 残さず 従来 では 土 を 焼いたり していた
    茎 に ブツブツ と コブ が 出来 茎 の 切り口 を 水 に 浸す と 白く 濁る ので 確認 出来る
 
 輪作 違う科 の 作物 を 数年周期 で 植え回し 連作障害 を 回避
 前後作 基幹作物 の 収穫後 に 別 の 作物 を 植え 次年度 の 連作障害 を 回避
 間作 輪作 や 前後作 が 出来ない 場合 に 連作障害 を 回避
  作物 の 葉下 の 土壌 も 含む 株間 に 別 の 作物 の 種子 を 蒔く と 収穫 の 終わった 作物 の
   落ち葉 の 下 で 発芽 し 栄養 として 成長 - 秋植え作物 は 連作障害 を 避ける ため に 春 から
    別 の 作物 を 植える が 秋 まで 収穫 が 終わる 作物 が 無い 場合 等 には 成長 は 遅い が 有効

病虫害対策 農薬取締法 では 植物 を 守る 働き を する モノ を 全て 農薬 とし 生物農薬 に 指定
 予防 木酢液 や 竹酢液 を 1000倍 程 に 希釈 して 葉 や 茎 ・ 土壌 に 散布 ( 濃い と 作物 に 有害 )
  農薬取締法 で 農薬登録 が 失効 した 失効農薬 だが 販売禁止農薬 では 無く 保証 しない と 言う 事
   有機JAS法 では 土壌改良資材 として 認可 され 安全性 が 証明 された 特定農薬 に 指定 予定
 誘引 害虫 の 好む 植物 を 近く に 植え そちら へ 誘引 ( 根切り虫 に クローバー )
  害虫 の 好む 光 を 照らし 夜間 に 誘引 したり 臭い の 強い フェロモン剤 等 も 使用
 混植 / 混作 色々 な 作物 を 植える  ネギ  ハーブ  マリーゴールド  バーベナ 等々
  アレロパシー / 他感作用 植物同士 で 影響 し 合う 作用 で 蚊取り 等 動物 への 影響 も ある
   コンパニオンプランツ / 共栄植物 植物 が 生成 する 殺菌成分 ・ 成長制御 等 を 共有
   バンカープランツ 天敵 を 温存 する 作物 - 天敵 に 反応 して 登場
 農薬様 除虫菊 から 抽出 した 成分 や 生石灰 ・ 硫黄 等 / 緊急性 に 限る
 天敵 資材化 された もの では 無く 地域 に 根ざす 昆虫 や 土着天敵 が 好ましい

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