火 山 デ − タ
一部詳細 1 日本列島 西部
富士山 数十万年 の 活動 を 経て 10万年前 に 小御岳 2400m 誕生 ⇒ 8万年前
古富士火山
2700m が 誕生 ⇒ 1万6000年前 休止 ⇒ 氷河期 に 古富士泥流 が 小御岳 を 覆い
1万年前 その上 に 現在 の 新富士火山 3776 m が 誕生 = 粘性 の 低い 玄武岩質 - その後
781年・800年・801年 と 続き 864年には北西山腹で大噴火 = 青木ヶ原溶岩 等 多量 の 溶岩流
を 流出し せのうみ を 二分 し 精進湖 と 西湖 を 形成 し その後 875年・937年・999年・1033年
1083年・1435年・1511年 と続き 1707年(宝永4年) 南東山腹 で 大噴火
= 現在 の 宝永山 ・・・
M 5 の 地震 から 始まり 江戸 への 降灰 = 災害多数 1897年(明治30年)
〜 1936年(昭和11年)
も 噴気 が 確認 されましたが 1960年 には 休止 ・・・ その間 の 火山灰
で 関東地方 には 厚さ
東京 5m ・ 御殿場 100m の 『 関東ロ−ム層 』 が生成 されました ⇒ 1987年(昭和62年) には
山頂部 で 群発地震 発生 : 2000年(平成12年) 〜 2001年 には 深部 で
低周波地震 多発 ・・・
伊豆大島 三原山 3万年前 誕生 ⇒ 成層火山 と 割れ目火口 に 由来する 多数 の 側火山
1500年前 の 爆発的 噴火 で 山頂部 に 2つの
カルデラ が 生成 ⇒ 溶岩 は
カルデラ を 埋め 海岸 へ ・・・ 856年 の 記録 から 10回目 の 噴火 は 1777年(安政6年)
安政 の 大噴火 ⇒ その後 7回 噴火し 1876年(明治9年) 噴石丘 が 形成
1896年 には 火口 に
溶岩 が 露出 ⇒ 1907年 には 火口壁 が 崩壊して 160m に 火口 が 拡大
⇒ 1912年(明治45年)
中央火口での大噴火 + 割れ目噴火 更に 10回 の 噴火 の 後 1950年 火口底
に 溶岩湖 出現
噴煙 は 5000m に 達し 1953年 には 新火口形成 と 大溶岩流 1955年・1956年
と 続き
1957年(昭和32年)11月13日 の 噴火 では 自治体 の 判断 の 遅れから
火山弾 により 火口付近
の 観光客 一人 が 死亡 ・・・ その後 更に 14回 噴火 して 1974年 には
火口底 が 60m 上昇 ・・・
1986年 (昭和61年) 11月15日 噴火開始 ⇒ 19日 には 溶岩流 が 火口 から
カルデラ内 へ 流出
11月21日 16時15分 に 500年ぶり となる 山腹 割れ目噴火 = 11火口 出現 大溶岩流 が 島全体
に 流出 ⇒ 4時間程 で 集落 に 溶岩 到達 ⇒ 翌早朝 までの 13時間 で
救援船舶・漁船 30余隻
により 全島民 1万人 島外緊急脱出 成功 ・・・ 一ヶ月 に 渡る 島外避難
の 後 帰島 = 死者 0人
ハワイ式 の 噴火 が 特徴で 割れ目噴火 や 海岸線 での マグマ水蒸気爆発
が 多発 し
噴火 の 前兆 とされる 地震 (火山性微動) ・ 地磁気 等々 の 変化 が
多数 観測 されています
有史以来 現在 も 度々 噴火 し 御神火 と 呼ばれ 噴火 も 観光資源 とされた
伊豆大島 では
自治体 も 宣伝 し 噴火 の 度 に 観光客 が 訪れていて 細心 の 注意 を
必要 とします
三宅島 雄山 玄武岩質 ・・・ 頂上部 に 火口 ・ カルデラ ・山腹割れ目 噴火 による
側火口
海岸線 には マグマ水蒸気爆発 による 爆裂火口 =
大路池 等が 点在
4000年前 〜 2500年前 = 1万年以前 に 生成された 桑木平カルデラ 内 に
新山体 を 形成
2500年前 には 八丁平噴火 が 発生し 島 の 中央 に 八丁平カルデラ が
形成 されました ⇒
八丁平カルデラ を 埋める形で 現在 の 雄山 775m が 形成 されてきました
1085年・1154年・1469年・1535年・1595年 と 噴火し 1643年・1712年 には
海中 まで 溶岩流到達
1763年 には 新火口 も 誕生し 1811年・1835年 と 続き 1874年(明治7年)
には 新陸地 5000u
1940年(昭和15年) には 噴石丘形成 や 海岸線 での マグマ水蒸気爆発
大溶岩流 で 死者11人
1956年 も 噴火し 1962年(昭和37年) 大噴火 = 割れ目噴火 で 多数 の
火口 から 大溶岩流
新噴石丘 = 三七山 形成 と 地震群発 数千回 で 学童疎開 という 危険
な 状態 だったが 休止
1963年(昭和38年) 雄山 に 新噴気地帯 発生 ⇒ 1983年(昭和58年) 割れ目噴火 溶岩噴泉
1990年(平成2年) マグマ水蒸気爆発 ⇒ 噴煙 は 成層圏 へ 到達
2000年(平成12年) 9月2日 全島民 強制避難 火山ガス に 包まれる 島内
から 東京都内 へ
2005年(平成17年) 2月1日 火山ガス 噴出継続 の 中 で 4年半 ぶりに 避難解除 され 島民帰島
西之島 東京 の 南 1000 km ・ 父島 から 130 km の 小笠原諸島 に 属する 無人島
1000 万年 前 に 出来た 火山島 - 海面下 4000 m で 海底火山 が 新たな 陸 を 形成
1973年 9月 11日 西之島 の そば に 西之島新島 が 誕生 し 後 に 2 つ は 陸続き に
2013年 11月 20日 1973年 に 大きく なった 西之島 の そば で 再び 新島 が 誕生
これ も 後 に 陸続き と なる が 1973年 より も 溶岩量 も 増え 面積 は 数十倍 へ ・ 噴火継続中
日本近海 では 無い が 日本 から 続く 伊豆小笠原海溝 や マリアナ海溝 の 異変 は 危険 かも
箱根山 7000年前 神山噴火 ⇒ 5000年前 二子山溶岩ド−ム が 形成 1438 m
3000年前 神山 北西部 で 最後 の 噴火 = 大涌谷 で 水蒸気爆発
と 火砕流 頻発
水蒸気爆発 によって 山体北西部 が 崩壊し 発生した 岩屑なだれ により
芦ノ湖 が 形成 されました
古い 第1外輪山 は 安山岩質 成層火山 で カルデラ は 10q 新しい 第2外輪山
は 楯状火山 です
中央火口丘群 主峰 の 神山 は 成層火山 で 駒ケ岳 等6丘 は 溶岩ド−ムで
冠ヶ岳溶岩 が 形成後
火山灰 の 噴出 を 伴う 水蒸気爆発 は 2800年前・2000年前 です
・・・ 現在 神山 や 駒ケ岳
には 噴気地帯 があり 噴気活動活発化 ・ や 地震群発 ・ 崩壊 ・ 土石流 を 起こしています
2015年 5月 6日 活発化 し 6月 30日 大涌谷 で 避難指示
御岳山 10万年前誕生 = 軽石噴火 と カルデラ形成 ⇒ 8万年前 継母岳火山群 と 摩利支天火山群
の 活動期 で 古い カルデラ を 埋めて 溶岩ドームや火砕流 を 頻発 = 乗鞍火山列 の 南端
に ある 成層火山 で 古い 火山 が 侵食され その上 に 新しい火山 が 成層火山
風 に 形成され
その上に 主峰 剣ケ峰 3067m 等 8つの 小さな 成層火山群 が 形成 され 2万年前 休止
1979年(昭和54年) 剣ケ峰 南西山腹 で 割れ目 水蒸気爆発 = 前橋 まで
降灰 ⇒ 1991年 の 小噴火
を 最後 に 休止し ・・・ 以後 M5 前後 を 含む 地震群発 ・ 火山性微動
・ 低周波地震 が 頻発
火山湖 の他 王滝山頂 の 西側 ・ 地獄谷内 に 硫気地域 があり 蒸気 の 噴煙 が 続いています
2014年 9月27日 11:53分 噴火 死者 ・ 行方不明 63人
八ヶ岳 100万年前 の 古い 巨大火山 が 侵食 され 複数 に 分割 ・・・ 休止中
妙高山 2万年前 カルデラ の 形成 が 始まり ⇒ 8000年前 山体崩壊 = 田口岩屑なだれ 発生
その後 は カルデラ内 での 活動 が 主体 ⇒ 5300年前 と 4200年前 に 赤倉火砕流 と
大田切川火砕流 が 山麓 にまで 到達 休止前 の 最新 で 4200年前 の マグマ噴火
3000年前 の 水蒸気爆発 が あり カルデラ内 に 小さな 爆裂火口 も 存在 2454m
白山 侵食 された 古白山火山体 の 南斜面 に 10万年 から 新しい 新白山火山 が 形成
主峰 2702m 御前峰 は 山頂部 に 多くの 小火口 地獄谷 ・ 白川谷 等に 噴気孔 が あります
1554年 ・ 1579年 に 小噴火 し 現在 は 休止中 です
由布岳 由布 − 鶴見地溝 内 にあり 主火山体 と 溶岩ド−ム でなり 西部 には
由布院温泉
雲仙普賢岳 50万年前 誕生した 安山岩質 成層火山 ⇒ 4000年前 眉山 形成
島原半島 中央部 を 東西 に 横断する 雲仙地溝 (
幅9km ) 内 に 位置 し
山体西部 は 古く 中央 に 東に開いた 妙見カルデラ = その中に 普賢岳
等の 新しい 溶岩ド−ム群
そして 東部 に 眉山溶岩ド−ム が あります ・・・ 1663年 に 噴火後 1792年
眉山 の 噴火 では
有明海 まで 岩なだれが 到達 = 1万5000人 死亡 = 有史以来 噴火 は 普賢岳
に 集中 しています
1990年 (平成2年) 11月17日 山頂東部 の 地獄跡火口 と 九十九島火口
で 水蒸気爆発 が 発生
翌年にかけて 溶岩ド−ム が 形成され 『 平成新山 』 誕生
1991年 ( 平成 3年 ) 5月 30日 溶岩ド−ム崩落 で 【 火砕流 】 発生 ⇒ 死者 43人
阿蘇山 30万年前 活動開始 してから 4回 噴火 し 火砕流 は 九州全土 を 巻き込む
程でした
頂上 の 巨大カルデラ 内 には 主峰 1592m 高岳 などの 山々 が 中央火口丘 を 形成 し
中岳 ・ 赤水溶岩 ・ 3400年前誕生 杵島岳 ・ 2700年前誕生 往生岳 米塚
の 大溶岩流 や 大火砕流
で カルデラ の 周囲 の 広大 な 火砕流台地 が 生成 されました ・・・
中岳 1506m の 山頂火口 は
一連 の 複合火口 で 4800年前 に 溶岩 を 流出し 3800年前 に 火山灰 の
放出 も 活発化 し
度々 水蒸気爆発 や マグマ水蒸気爆発 を 起こし 現在 でも 唯一 活発 な
火山活動 を 継続 し
湯の谷 等に 温泉 や 地獄 があります ⇒ 1988年 土砂噴出 等 再噴火 の
兆し ・・・
1989年(平成元年) 火孔 が 開き 噴火開始 ⇒ 1995年 沈静化 ⇒ 2002年 まで 土砂噴出
噴湯 山体赤熱現象 2003年(平成15年) 噴火 〜 2004年 〜
2015年 9月 14日 9:43分 火砕流 を 伴い 中岳 第一火口 小規模噴火 噴煙 2000 m
2016年 4月 16日 小規模噴火 熊本地震 の 直後
霧島山 数万年前 に 古高千穂火山体 ・ 大幡池 の マ−ル ・ 琵琶池 形成
3000年前 起きた 霧島最大 の 噴火 で 御池マ−ル を 形成 加久藤カルデラ 縁 に
高千穂峰 中岳 大幡山 等の 成層火山 と 韓国岳 大浪池 御鉢 新燃岳 等の
砕屑丘 が 全 20
大き な 火口 と 多く の 火口湖 = 大浪池 大幡池 御池 六観音池 等 更に
えびの高原 硫黄山
と 南西山腹 の 地熱地帯 では 活発 な 噴気活動 が 継続中 です ・・・ 有史後 は 御鉢 と 新燃岳
で 噴火 を 継続 し 1768年 には 韓国岳 の 北西 から 溶岩 が 流出し 硫黄山
が 形成
1991年(平成3年) 新燃岳 1412m で 噴火 ⇒ 2004年(平成16年) 御鉢 で
噴気活発
桜島 姶良カルデラ 縁 の 成層火山=北岳 中岳 南岳 と 権現山 鍋山 引ノ平
等の 側火山
1万年前 〜 4500年前 には 北岳 が 活動 を し 4000 年前 には
南岳 が 活動 を 開始し
鹿児島市街地 に 近接 し 近年 の 山頂噴火 は 南岳 だけですが 多量 の
溶岩 を 流出した
天平 ・ 文明 ・ 安永 ・ 大正 ・ 昭和 の 大噴火 は 全て 山腹噴火 で
海底噴火 も あります ・・・
火砕流 や 泥流 も 併発 し 当初 は 直径10km の 島 でしたが 1914年(大正3年) の 大噴火 の際 の
大溶岩流 で 大隅半島 と 陸続き になりました ⇒ 南岳山頂火口 は 1955
年(昭和30年) の 爆発
以来 現在 も 活発 な 噴火活動 を 続けており 火山ガス や 火山灰 ・ 火山礫
・ 噴石 等の 噴出物
や 爆発時 の 空振 土石流 等 二次災害 も 頻発 ・南岳 山頂火口 2km 以内
は 立ち入り禁止 です
常時噴火 状態 = 1999年(平成11年) には 12月 = 88回 ⇒ 年間 237回 もの 爆発 を 記録
2013年 8月 18日 16:31分 昭和火口 で 爆発的噴火 噴煙 2200 m
2016年 2月 5日 18:56分 昭和火口 で 爆発的マグマ噴火 噴煙 5000 m
口永良部島 鹿児島県 屋久島町 標高 657 m 数年単位 の 避難 が 続く
大隈諸島 ( 種子島 も 含む ) に 属し 屋久島 の 西 12 km
2014年 8月 3日 新岳 で 小規模噴火
2015年 5月 29日 9:59分 新岳 で 爆発的噴火 マグマ水蒸気爆発 噴煙 10000 m
時速 140 km の 火砕流 も 発生 し 海岸 まで 達して 孤立 も 出た が 全島民 屋久島 へ 脱出
平成19年 に 運用開始 された 噴火警戒レベル での 最高 の 5 / 非難 は 初
鬼界カルデラ 6300年前 の 縄文時代 に 噴火し 九州 からの 人類消滅 も 示唆される
現在 鹿児島県 に 含まれる 屋久島 沖 40Km に 沈む
幻 の 鬼界ヶ島 は
10万年前 と 6300年前 噴火 ・・・ 噴煙 は 1万m に 達し アカホヤ火山灰 ( オレンジ色 から 由来 )
は 東北地方 にまで 飛散 ⇒ 大噴煙 は 崩れ落ち 火砕流 = 幸屋火砕流 となり 海面上 を 北上 し
九州全土 を 直撃 = 屋久島 の 植生 も これで 一時 壊滅 したと されています ・・・
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