秋 田 市 発 展 の 礎
2 鉄道網 の 整備 と 廃止路線
物流 は 大量輸送 の 時代 に 入り - - - 記号 は
運河 を 利用 する 不安定 な 水運 から 安定 した 鉄道 へ Road-Map 参 照
鉄道網 の 整備
国鉄 / 日本国有鉄道
奥羽本線 福島 〜 300 km 〜 秋田 〜 180 km 〜 青森 484 . 5 km
豪雪地帯 であり 福島 〜 米沢 への 難所 - 板谷峠 を 経て 1905 / 明治38年 全線開通
秋田駅 ・ 土崎駅 1902 / 明治 35年 〜 四ツ小屋駅 1917 / 大正 6年
上野 〜 福島 〜 秋田 〜 青森
昼行 特急 つばさ 1961 〜 1992年 山形新幹線 が 開通 し 廃止後 山形新幹線 の名前 に
夜行 寝台急行 津軽 1954 〜 1997年 特急 つがる 2010年 〜 秋田 ・ 青森 間
寝台急行 男鹿 1980 〜 2002年 80年代 の 一時 男鹿線 へ 入線 する が 遅く 廃止
寝台急行 津軽 1954 〜 1997
秋田新幹線 こまち 1997 / 平成 9年 開通 〜
羽越本線 新潟 〜 274.4 km 〜 秋田 1905 / 明治38年 全線開通
羽後牛島駅 1921 / 大正 10年 新屋駅 1920 / 大正 9年 〜
大阪 〜 上越経由 〜 直江津 / 新潟 〜 秋田 〜 奥羽本線 経由 〜 青森
夜行 寝台特急 日本海 1968年 〜 2011年 運行中 - 70年代 2 往復
1988年 青函トンネル 開通 を 機 に 函館 に 至る が 2006年 からは 函館 乗り入れ 禁止 に
昼行 特急 白鳥 1961年 〜 2001 1052 . 9 km - 昼行特急 日本最長
臨時列車 寝台特急 トワイライトエクスプレス 1989 〜 ・ 大阪 〜 札幌 1500 km - 22 時間
上野 〜 新津 / 新潟 〜 秋田 〜 奥羽本線 経由 〜 青森
夜行 寝台特急 あけぼの 1970年 〜 2011年 1 往復 - 13 時間 - 80年代 3 往復
寝台急行 鳥海 1965年 〜 1982年 いなほ に 換わり 特急 と なる が 1985年 廃止
昼行 特急 いなほ 1969年 〜 1982年 上越新幹線 開業 で 新潟発着 へ
日本国有鉄道 明治 の 鉄道開業 から 政府 が 担い 経営 は 政府 の まま だが 新たな 企業体 を
1949 / 昭和24年 発足 させ 1960年 〜 70年代 頃 の 高度成長期 に 旅行 等 で 需要 が 急増
臨時列車 を 含め 増発 した 程 だった が 1987 / 昭和62年 分割民営化 で 解体
東北 は 東日本旅客鉄道 / JR東日本 へ 引き継がれた が 新幹線 の 延伸 で 多く が 失われた
秋田臨海鉄道 1971 / 昭和46年 開業 Road-Map 中 F 秋田港駅 = 中島埠頭
起点 となる 秋田港駅 は 日本国有鉄道 の 貨物支線 として 土崎駅 から 一つ 先 の 駅 となり
現在 は JR貨物 の 秋田港線 / 奥羽本線貨物支線 だが 1982 / 昭和 57年 駅構内 の 配車
を 国鉄 から 業務委託 され 秋田臨海鉄道 が 駅構内 の 配車 も 行うように なった
昭和 の 最盛期 には 港湾中 を 網羅 した 支線 も 石油 の 枯渇 等 が 重なり 閑散 と なっていく
1907 / 明治40年 国鉄雄物川荷物取引所 〜 雄物川駅 〜 1944 / 昭和19年 秋田港駅
北線 秋田港駅 〜 秋田北港駅 2.5 km 小坂精錬 から 秋田精錬飯島精錬所 への 濃硫酸輸送
秋田精錬飯島精錬所 1971 / 昭和 46年 創業 で 小坂鉱山 を 所有 する 同和鉱業 や
日本鉱業 ・ 三菱金属 ・ 三井金属 ・ 住友金属 ・ 東邦亜鉛 で 共同出資 し 開業
南線 秋田港駅 〜 向浜駅 5.4 km 日本大昭和板紙 / 廃止引込み線 とも 十条製紙 関連 が 多い
最盛期 の 八橋油田 と 港湾 の 石油 関連施設 を 結ぶ
廃止 引き込み線 専用鉄道 番号 は Road-Map で ・・・
昭和 10年 頃 〜 平成 5年 頃 近代化 に 続く 高度成長 を 担い 半世紀 あまり で 失われた 鉄路
懐かし の 蒸気 昭和 30年代 蒸気 の 風景 を 記憶 に 焼き付けた 引込み線
同じ頃 奥羽本線 は 電化 され ディーゼル が 近代化 を 牽引 し 始めた
物資 の 輸送 を 不安定 な 運河 から 安定 し 大量輸送 出来る 国鉄幹線 起点 へ 切換えられた が
遅れて 始まった 道路網 の 整備 が 進むと より 効率 が 良く 保守 し 易い トラック 等 での 輸送 へ
国鉄 新屋駅 から の 引込み線 1986 / 昭和 61年 専用線 廃止
@ 東北パルプ / 十條製紙 1938 / 昭和 13年 〜 1986 / 昭和 61年
新屋駅 周辺 が 主 だった が 海岸部 から の 帝国石油 や 石油資源開発 の 石油輸送 も
大王子製紙 出資 の 東北パルプ が 1968 / 昭和 43年 十條製紙 に 吸収合併
大王子製紙 明治 〜 昭和 に かけ 成立 した 一大 製紙会社 は 1949 / 昭和 24年
過度経済力排除法 を 謳う 国策 により 苫小牧製紙 ・ 本州製紙 ・ 十條製紙 に 分割 され
苫小牧製紙 は 平成 には 本州製紙 をも 取り込み 王子製紙 を 継承 し 日本最大 と なる
十條製紙 は 日本製紙 グループ を 発足 し 日本第二位 へ 成長
1968 / 昭和 43年 大王子製紙 への 再統合 が 模索 された が 実現 せず 王子製紙 も
十條製紙 / 日本製紙 も それぞれ 旧大王子製紙 傘下 との 吸収合併 を 繰り返し 巨大化
国鉄 羽後牛島駅 から の 引込み線 1994 / 平成 6年 専用線 廃止 で 軌道跡 は 緑地化
仮称 : 北線 各専用線 羽後牛島駅 から 新屋 方向
羽後牛島駅 ⇔ 猿田川 鉄橋 ⇔ 現 生協 COOP 茨島店 付近 で 分岐 ⇔ 茨島工業地帯
A 東北肥料 1938 / 昭和 13年 朝日化学工業 ⇒ 1943 / 昭和 18年 東北肥料 ⇒
1983 / 昭和 58年 コープケミカル と 社名 が 変更 され 現在 に 至る が 出資母体 は
全国農業協同組合 / 全農 ・ JA だが 三菱 も 大株主 で あり 1953 / 昭和28年 近隣 に
開業した 三菱金属秋田精錬所 / 1990 / 平成 2年 三菱マテリアル に 社名変更 も 専用線 を 利用
旧雄物川下流 / 現秋田運河 への 配水門 近隣 - 国道 7号線 茨島 北側
B 帝国石油秋田油槽所 国道 7号線 茨島 南側 - 現 イオンタウン 茨島 / 茨島 4 丁目
仮称 : 南線 秋田製材 の 専用線 羽後牛島駅 から 楢山 / 秋田市 中心部 方向
羽後牛島駅 ⇔ 回生会病院 / 旧通称 秋田脳病院 横 ⇔ 国道13号線 ⇔ 太平川 ⇔ 工業地帯
久保田藩 の 材木場 として 秋田市 最古 の 工業地帯 は 雄物川水系 での 輸送 を 想定 し
旭川沿 の 此処 楢山 川口境 に 形成 し 水路 となる 旭川 から 木材 を 陸揚げ
C 東部瓦斯 / 東部ガス 1911 / 明治 44年 秋田瓦斯 株式会社 創業
⇒ 旭瓦斯 ⇒ 東北瓦斯 ⇒ 1948 / 昭和 23年 東部瓦斯 へ 社名変更
秋田市 創業 で 都市ガス を 福島 や 茨城 ・ 千葉 まで 事業展開 している
D 秋田金属工業 秋田製鋼 から 社名 変更 閉鎖後 は 秋田サティー から イオン へ
E 秋田木材 1901 / 明治 34年 秋田製板 創業
1907 / 明治40年 秋田木材 秋田支店 / アキモク ・ 本社 能代市
1927 / 昭和 2年 専用鉄道 を 敷設 - 火力発電所 や 東部瓦斯 への 出資 と 大盛況
⇒ 菱秋商店 ⇒ 秋田製材 ⇒ 秋田パーチクルボード ← 企業名一部不詳
井坂直幹 / なおもと 創始 秋田杉 で 木材王国 能代 を 築き 木都 の 父 と 評される
茨城県 出身 で 林産商会 能代支店長 として 赴任 し 閉鎖後 能代市 に 移り住んだ
秋田市電 / 路面電車 秋田駅前 〜 広小路 〜 山王十字路 〜 新国道 〜 土崎
1889 / 明治 22年 秋田馬車鉄道 軌道上 の 客車 を 馬 が 引く
1922 / 大正 11年 電化 〜 1931 / 昭和 6年 運行 が 新国道界隈 から 秋田駅前 発 となる
1941 / 昭和 16年 秋田市 に 譲渡 され 秋田市交通局 が 運行 〜 1965 / 昭和40年 廃止
秋田県内 の 主 な 廃止路線 小坂鉄道
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