普  通  医  薬  品 

  病気 の 根本的治療 には @ 普通の医薬品 への 追加として A インタ−フェロン
 
  
B 抗生物質抗菌剤 C 坑ウイルス剤 D ワクチン治療ワクチン E 手術
 

 等 を 色々 組み合わせて あたりますが 
普通の医薬品 は 全て の 病気 に 対応 する為
 種類 も 多く
他 の 治療薬 は 限られた モノ にしか 対応 出来ず 種類 も 少ない のです
 
 しかし 病気 の 根本治療 には 
普通の医薬品 では 対処 が 難しく @ 対症療 法 として
 症状 の 緩和 を 目指したり A 他 の 有効 な 治療薬 の 無い 病気 に 対応 していきます

 そこで ここでは 一般的 な 風邪薬 などで 薬物 の 有効成分 や 作用 を 見ていきます
 
医療用医薬品一般用医薬品成分 や 作用 は 変らず 量 と 配合 の 違い だけです

 @ 医療用医薬品 医師 の 診断 による 処方 で 効果 が 高い ものの 危険性 も 大

  
総合感冒薬    一般 の 風邪症候群 では 諸々 の 症状 の 緩和 を 総合的 に 解決  します
    
P L 顆粒  ペレックス 顆粒  鎮痛作用 や 坑炎症作用 を 含む 解熱鎮痛薬 の 配合薬
      解熱鎮痛薬   サリチルアミド と アセトアミノフェン は 腫 れ ・ 痛み ・ 解熱 に 有効
      坑ヒスタミン剤  サリチル酸プロメタジン(PL) や マレイン酸クロルフェニラミン(ペレ)
                     アレルギ−反応 である くしゃみ や 鼻水 の 解消
      カフェイン     頭 の ボ− とした 状態 の 緩和 + 他剤 の 鎮痛作用 の 増強

  
解熱鎮痛消炎薬
    
ロキソニン   非ステロイド坑炎症薬   痛み を 筆頭 に 全てに 効き目 が 良い
      色々 な 病種 の 腫れ や 痛み を とる事 が 出来 ・・・
プロドラッグ という 事 で 胃 など
      への 副作用 も 軽減 され 安全性 も 高く 鎮痛作用 ・ 解熱作用 ・ 消炎作用 の 各作用
      は 全て に 効き目 が 良い為 感冒薬 としても 有効 となっています

     
体温上昇 と 痛み の 発生 は 同じ 仕組み によるものです 
      細菌 などの 侵入 により 体内 の 免疫系細胞 が 活性化 し それによって 作られる
      プロスタグランジン合成酵素群 が それぞれ 違った 受容体 ・・・ @ 全身 の 痛覚受容体
      A 視床下部 の 体温調節中枢 の 受容体 等に 作用 し 発現 します
 
     
鎮痛剤 の 作用 は 2 通 り あり 使い分けられます
      
アセトアミノフェン は 痛み を 感じる 神経系 だけに 作用する為 副作用 が 少なくなります
      
非ステロイド坑炎症薬 は プロスタグランジン合成酵素群 の 働き を 阻害 し 解熱 しますが
      成分 を 各受容体 = 全身 へ 送る 事 で
胃腸障害 を 起こしやすく 副作用 を もたらします
      しかし 炎症 を 伴う 場合 には アセトアミノフェン 等 に 比べ  とても 有効 に なります
      
アスピリン も 非ステロイド坑炎症薬 で 少量 でも 鎮痛作用 や 坑血小板作用 に 優れます

   
鎮痛剤 の 作用  痛み の 発生箇所 にある 痛覚受容体 から 痛み を 感じる 大脳皮質 への
     経路 を 遮断 する事 で 痛み を 感じなくし 中枢神経系 の 麻痺 を 起こす 薬剤 が 最強 です
     
麻薬性鎮痛薬 = アヘン や モルヒネ 等 の 麻薬系 は 強力 な 鎮痛作用 を 持ち 恐怖心 をも
       同時 に 解消 する為 最高 の 薬剤 ですが 常習性 が 強く 精神障害 ( 幻覚 ・ 幻聴 ) も
       重大 で 手術後 や 治癒する事 が 困難 な 末期ガン 等 の 限られた 利用 に 留められます
     
非麻薬性鎮痛薬 = オピオイド も 強い 鎮痛作用 を 持ち 麻薬 ほどの 常習性 は 認められず
       麻薬指定 ではない 為 頻繁 に 使用されますが 連続投与 では 同じよう に 常習性 や
       幻覚 等 の 精神疾患 が 現れてくるので 注意 が 必要 な 薬剤 です
     
局所麻酔 による 鎮痛効果

  副作用 は 強弱 は あるものの 殆ど 全てで 発現 し 服用後 の 眠気 や 注意力低下 から 始まり
  腎臓 等 への 重大 な 影響 を 及ぼす 場合 も ありますが 普通 は 胃腸障害 が 見られる 事から

  胃腸内 では 不活性 で 吸収 されてから 活性化 する
プロドラッグ の 開発 で それらの 副作用
  も 軽くなりました ・・・ 長期使用 でも 副作用発現 の 確率 や 度合い が 増大 する 予想 です
  座剤 は 血液中 の 薬剤濃度 が 最高 に 高まり 良く 効く ものの 心臓病 等 使えない病 もあり
  注意 が 必要 です ・・・ 他 に 軟膏 などの 経皮吸収型薬剤 も 効果 が 認められています
 
   
発熱時 の 発汗 による 脱水 と 体温低下 に 注意 し 安静 にする事 が 一番 大切 です

 A 一般用医薬品      大衆薬 ( 市販薬 ・ 富山の薬 ・ 配置薬 )
     
医療用医薬品 に 準拠 しますが 個人 の 使用法 が 特定出来ない為 効果 も 軽く してあります

      スイッチOTC薬 医療用医薬品 の 内 で 長期 に 渡り 安全性 が 認められた 薬品 を
          一般用 に 転用 したもの ですが スイッチ ( 転用 ) された後 は 一定期間 指定薬 として
          薬剤師 による 販売 を 義務づけ 成分 の 減量 や 異なる 薬剤 の 追加配合 も あります

        H2ブロッカ−  免疫 の 一行程 でもある 胃 酸 の 分泌 を 抑え 胃炎 を 治す 薬剤
  
     イブプロフェン  解熱鎮痛剤 で 非ステロイド坑炎症薬副作用 即効性 + アスピリン以上
  
     インドメタシン   解熱鎮痛剤 で リウマチ や 腰痛 ・ 関節痛 ・ 筋肉痛 等 に  効果 大
          
眠気 や 注意力低下 に 加え 腎臓 や 胃腸 ・ 潰瘍 等 の 副作用 も 見られます
  
     マレイン酸トリメブチン  消化管運動調整剤 で 低下 した 消化管 の 作用 を 直接 改善
  
     オキセサゼイン      局所麻酔 で 胃 の 粘膜 を 麻酔 し 痛み を 取ります

 C 漢方薬  


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