インフルエンザ の 治療薬

             伝染性 が 非常 に 強く 周期的 に 蔓延 する 流行性感冒
        上気道 への 付着 と 増殖 で 直ぐに 病態 を 発現

  安静 にして 養生 する しか 無かった 時代 から 点滴 の 利用 で 死者 大幅減 した ものの
    インフルエンザ・ウイルス 新型インフルエンザ を 登場 させ 再び 新たなる 段階 へ

病 態  せき くしゃみ 等 の 飛沫感染 / 空気感染 で 急激 に 広がり 潜伏期間 も 2日 〜 3日
 と 非常 に 短い事 に 加 え 38 ℃ を 超え 高熱 等 病態 が 急激 に 悪化 する ため 高齢者 や 小 児 ・
 病中 ・ 病後 の 肉体疲労時 等 で 体 の 弱った 人 は 体内 で 反応 しきれず 重度 の 合併症 へ 移行
  合併症 呼吸器系 / 肺炎 ・ 気管支炎 : 抹消神経系 / 麻痺  : 中枢神経系 / 脳炎 ・ 急性脳症

 サイトカイン・ストーム と 活発 な 免疫系 の 相乗効果 が 病態 を 悪化
   サイトカイン・ストーム サイトカイン の 過剰産生 で 免疫 の 過剰反応 を 引き起こす
  サイトカイン は 免疫応答 の 促進 ・ 抑制 に 関わる タンパク質 で 肺組織 にて 過剰 に 分泌 させると
   免疫系 を 刺激 する 事 で 白血球 は 肺組織 へ 集中 し 肺 の 細胞 を どんどん 破壊 し 呼吸困難
   や 多臓器不全 で 致死的 病態 へ 至らせ - アレルギー反応 と 似ており 免疫 が 正常 で 健康 な
   若年者 に 多い - 炎症 を 知らせる ため 1954年 ウイルス に 対抗 する インターフェロン が 発見
 
    今後 発生 が 危惧 される 強毒性 の H5N1 を 始め として 2009年 流行 の H1N1 等 にも ・・・
 
    強力 な A 型 は 乾燥 + 低温 な 気候 を 好む 事 から 日本 では 冬場 に 発生 します

治 療  色々 な 種類 の 薬剤 と 方法 を 併用  相乗効果 で 治病効果 の 向上 を 促す
 
  坑ウイルス剤 直接 病原 を 殺す / 病原 の 作用 を 阻止
 
   @ ウイルス表面 の タンパク質 の 働き を 阻害 し 遺伝子 を 放出 出来なく する
     アマンタジン塩酸塩 / シンメトレル リボ核酸 の 侵入阻止  A 型 に 有効
      摂取後 24 時間 で 有効血中濃度 に 達し 予防効果 も 抜群
      1960年 スイス の ノバルティス・ファーマ社 が 開発
      パーキンソン病 脳梗塞 の 治療 にも 使われ 緊急勧告 後 も 日本 では 使用
 
      2005 / 平成17年 アメリカ疾病予防管理センタ− CDC A ( H 3 N 2 ) に ついて
       耐性ウイルス が 出現 し インフルエンザ治療 には 使わないように と 緊急勧告
 
   A 増殖 して 細胞外 へ 出る とき に ウイルス同士 で 凝集 させ 外 へ 出られない
       ノイラミダ−ゼ酵素阻害剤 は 型 の 違う ウイルス / 新型ウイルス にも 有効
     ザナミビル / リレンザ  ノイラミダ−ゼ 酵素阻害  A型 ・ B型 に 有効
      1989年 オーストラリア の ビオタ社 が 世界初 の インフルエンザ治療薬 を 開発 し イギリス の
      グラクソ・スミスクライン が 販売 2001年 保険適用 され 比較的 安全性 が 高く 青少年 に 有効
      吸入薬 / 上気道 の 喉粘膜 から 血液内 へ 吸収 される ため 直接的 だが 気管支喘息 等 では
       薬剤 の 粒子 で 呼吸困難 に なったり 粉薬 の 吸引 に 専用 の 吸入器 が 必要 で 不便
     オセルタミビルリン酸塩 / タミフル  ノイラミダ−ゼ 酵素阻害   A型 ・ B型 に 有効
      1996年 アメリカ の ギリアード社 が 開発 し スイス の ロシュ社 が 販売
      経口薬 / 飲み薬 の ため 簡単 に 消化管 から 接種 出来る が 色々 な 副作用 を 発現
      重い 副作用 肝機能障害 ・ ショック症状 ・ 肺炎 ・ 急性腎不全 から - 2007年 青少年 に
       幻覚 ・ 幻聴 ・ 妄想 等 の 意識障害 と それに 起因 する と 思われる 建物 から の 飛び降り や
       列車 ・ 車 への 飛び込み自殺 等 の 異常行動 が 急増し 厚生労働省 は 10代 に 使用 禁止
        インフルエンザ の 病態経過中 の 症状 ではないか との 考察 もあり よく 分かって いません
         新型インフルエンザ 発生 に 備えて 特効薬 として 政府 や 各自治体 が 備蓄中
 
  ワクチン 免疫 を 有効 に 活用 し ウイルス の 感染拡大 を 阻止 : 事前抗体
    免疫 の 病原 への 攻撃 を 有効 に する ため に 抗体 を 事前 に 摂取 する 事 で 標的 を 教える
 
  加えて 細菌 による 各種 合併症対策 で 抗生物質 高熱 ・ 炎症 等 に 対症療法
   対症療法 免疫 の 力 を 利用 する にも 体力 が 必要 で その 体力 を 奪う 高熱 や 炎症 を 軽減

有 効 性 助 長  坑ウイルス剤 の 効果 を 最大限 に 引き出す
  ウイルス の 抗体検査 ・ 発症 2日 以内 の 投与 ・ 1日 2回 で 5日間 の 継続投与

感染予防
 免 疫 増 強 健康 で 免疫 が 活性化 していると 普通 の 風邪 同様 に 感染 しないか 軽い のです
 ウイルス の 好環境 温度 湿度 を 上げ 乾燥 させ 過ぎない ように し 暖かく しましょう
 日常生活 上気道 を 保護 する マスク や ウイルス を 洗い流す 手洗い で 感染経路 を 断つ
  粘膜 から 直ぐ に 体内 へ 感染 する ため うがい は 余り 効果 が 無い との 事 ですが + α で ・・・
  普通 の マスク は ウイルス を 通して しまった り 顔面 との 隙間 から の 侵入 も あり 高価 な 専用品 が
  出回って います が 普通 の モノ でも 鼻 との 隙間 や 人込み を 避ける 等 の 対応 で 効果 も ・・・
 抗 体 罹り難く したり 軽く する ため に 事前 に インフルエンザ・ ワクチン の 摂取 - 1889年 登場
  腎機能障害 や ショック症状 等 の 副作用 も 有り得ますが 身体状態 に よっては 選択肢 の 一つ
  ですが ウイルス は 抗原変異 も 起こし易く 新型 には 効き難い 場合 も 多々 有り得ます

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