化　　　学　　　農　　　法

　 現代農業 が 目指し 到達した ２０世紀 の 最高地点 が 此処 に ・・・

近代農法　　　化学肥料 / 無機質肥料　+　農薬　+　土壌改良剤　　　近代農業 の 歩み
　
　　必須要素　三大要素 / 窒素 ・ リン酸 ・ カリウム の 成分投入 を 基本 とした 全 １６ 種
　
化学肥料　/　無機質肥料　　無機物 から 合成 / 生成 した 肥料　　⇔　　有機質肥料
　
　　単　　 肥　　　　　　　　　　　　　窒素 ・ リン酸 ・ カリウム ・ 尿素 ・ 石灰　等 の １ 成分 だけ 含む
　　配合肥料 / 複合肥料 / 化成肥料　　　上記 の 成分 を ２ 成分 以上 配合
　　　普通化成肥料　〜　成分配合率 ３０％　〜　高度化成肥料　　有害成分 が 無い　＋　種類 が 豊富
　　　　＋　成分 の 配合率 が 均一　＋　高濃度　＋　安価　＋　使い易く - 機械 にも 好対応　等々
　　　　　と 褒め 称える が 順次 酸性土壌 となり 有機物 の 減少 で 微生物 が 減り 土 の 機能 が 低下
　　　　　　永続的 な 土壌 の 維持 には 根本的 な 問題 を 孕み　-　流出 で 水圏 の 富栄養化 も 招く

農　薬　無機物 から 合成 / 生成 した 殺虫剤 ・ 殺菌剤 や 除草剤　　登録農薬 ・ 禁止農薬
　
　　植物ホルモン / ホルモン の 制御　　農薬 以上 に 低濃度 でも 影響 が 大きく 注意 が 必要
　　　　植物成長調整剤　PGR　　Plant　Growth　Regulator　　貯蔵根菜類 の 萌芽 = 発芽 抑制
　　　　　　　　　　草丈伸長促進 / 草丈伸長抑制 = わい化　・　開花促進 / 開花抑制　・　種無し化
　　　　発根剤　　　　　　　挿し木　等　の 発根促進

土壌改良 / 土質改良 / 土地改良　　　土 質　・　地力増進法　・　土壌改良資材
　
　　排水性 ・ 通気性 ・ 水持 ・ 肥持 を 整える　　　　　　団粒化　が　行われない　構造
　　　団粒化 を 司る 微生物 や ミミズ 等 の 小動物 は 化学肥料 と 化学農薬 の 使用 で 激減 し 壊滅
　　　多孔質 の 団粒土 を 形成 する ため に 従来 から の 方法 有機農法　では 生物相 から も 厳しく
　　　　�@ 障害別 に 対処　-　排水性 が 悪く 根 が 腐り 易い ため 根ぐされ防止剤　他　色々 投与
　　　　�A どんな 土壌 でも 直ぐ 改善 出来る 土壌団粒化資材　　　　　化学農法 は 何 でも 簡単 即効

　　中和剤　弱アルカリ性 の 炭酸カルシウム である 石灰石 を 効率的 に 濃縮 し 即効性 を 期待
　　　生石灰 / きせっかい　石灰石 を １０００ ℃ 程 で 焼成 し 酸化カルシウム を 生成
　　　　吸湿性 が 強く 水 を 加え 反応 させる と 高温 を 発し 膨張 する ため 注意 を 要する
　　　消石灰 / しょうせっかい　生石灰 に 水 を 加え 反応 させ 水酸化カルシウム を 生成
　　　　根腐れ 等 の 原因 から 播種 ・ 肥料投入前 ２ 週間 が 原則 で 使用量 が 多い と 弊害 も 出る が
　　　　　生石灰 に 比べ 消石灰 は 利用 し 易く 成分量 / 使用量 は 有機質 に 比べ 半分 近く と 少ない
　
　　土壌含有成分 の 補充　/　基礎的部分 の 補強
　　　水田 の ケイ酸質資材 や 含鉄資材
　　　リン酸質資材　火山灰の赤土に含まれるアルミナが土壌の酸性化で溶け出しリン酸は固定され欠乏
　　　　ヨウリン は アルミナを不活化し欠乏症を防止

新 技 術　物余り社会 で 更なる 生産性 の 追及 が 始まる
　
　　遺伝子操作 による 遺伝子組替え 作物　　主 に 飼料用 に トウモロコシ や 大豆 で 実施
　
　　成長点培養　/　植物組織培養　：　メリクロン苗　植物 の 頂端分裂組織 では 成長 の ために
　　　　　細胞分裂 が 活発 で ウイルス の 感染 が 追い付かず 一般的 に　ウイルス ・ フリー　と なります

現 状　　　　科学 の 力 のみ で 全て を 成し遂げよう と する ものの 限界 が 露呈
　
　　病害虫 や 不作 は 拡大 し 農作物 による 病気 の 指摘 や 残留農薬 も 人間 の 健康 を 脅かし
　　将来像 さえ 描けず 迷走 し 今 土本来 の 生命力 に 立ち返る 試み が 急増 し 始めて います
　　土中 の 微生物 が 減り バランス が 崩れ 病虫害 が 増え 作物 も 弱り 種類 が 多く 事故 も 多発
　
　　依存度　　機械化　+　化学肥料　+　農薬 の 労働力軽減　により　兼業農家 が 急増
　　　　　　　　　人手 が 少なくなった 農村 は 元 へ 戻れず 更 に 化学農法 へ 依存 して いきます
　
　　全て は 市場 / 消費者 の 責任　　成長速度 は 速く 大きく 揃い 綺麗 に 収穫 出来る
　　　２０世紀 の 市場 / 消費者 の 要求 は 品質 と 大きさ の 揃った 綺麗 な 商品 の 供給 であり
　　　その 要求 に 答え 売り上げ を 伸ばす べく 化学肥料 や 農薬 を どんどん 投入 して きました

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